片瀬漁港 でいとう丸 初心者向けカワハギ釣り大会

絶好の釣り日和となった113日、江ノ島の中にある釣宿「でいとう丸」が初心者向けの釣り教室を開催するというので、興味津々で参加してみた。
普段でいとう丸はイカ釣り専門なのに今回は親子連れを中心とした釣り教室なのでカワハギ釣りに決定。
釣り時間も実質3時間弱と短く子供が飽きない程度の釣りを想定した。
嬉しいのは実釣時間が短いため料金も格安という点。
ペアで7500円にもかかわらずエサや氷に加えて竿やリール、仕掛けなどもすべてセットされている。
クーラーボックスと波しぶきで濡れても大丈夫な服装で来れば良いだけ。
釣り教室ならではのサービスぶりに感心した。
釣りインストラクターはなんと3人も乗り込んでいた。


集合時間は朝8時とゆっくり。

それでも40分前には大半の人が集まり、主催者側から細かい釣り方の説明や乗船時の注意事項などが語られ、ほぼベタ凪の海を8時20分に片瀬漁港を出発。

ポイントは腰越沖。

水深は初心者が多いため14m前後の超浅い場所からスタート。

釣り開始から1時間近くたっても本命のカワハギがなかなか釣れず、どうやら昨日までの南西風の影響が残っている様子。

わずかながら弱いウネリが時々沖から襲来。

風は北寄りだからまったく心配はいらないが、魚の方がこのウネリを嫌っているようだ。


筆者も「今日は凪ぎ倒れかな」と頭を抱え込む。

初心者ではないもののアワセるのが難しいカワハギだけに本命が釣れない。

ハリを換えたりエサ付けを丁寧にしたりと工夫を凝らすが、本命が釣れたのはなんと終了10分前。

しかも型は小さく全長16cm程度。

この釣り教室に一緒に乗り込んだ地元の坂部氏は終了5分前に良型を釣り上げて満面の笑みだった。

外道は定番のササノハベラ、トラギスに混じって良型のカサゴを釣り上げていた親子連れもチラホラ。

最後に港で集合写真を撮り、さばき方と料理方法のレシピをもらって港を後にした。

11月14日には追加で4回目が開催される。

問い合せ先は☎080-1310-0312  山下まで。一人でも参加OKとのこと。


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佐島港 つね丸 ワラサ五目

亀城根のワラサが好調ということで佐島港のつね丸からワラサ五目に出掛けた。
つね丸は毎年必ず1回は釣りに行くことにしている。
誕生日の前後1週間は乗合船が半額になるからだ。
少しでも安く釣りが楽しめるのは嬉しいもの。
だが、だからといって釣れるとは限らないのが自然相手の釣りというものである。

 

実は今回は最悪な目に遭ってしまった。

結論から先に言うと、船中唯一のボウズになってしまったのだ。

理由は南南西の風が僅かにあった程度でウネリが高く、船酔いをしてしまったからである。

お恥ずかしい限りだが、なんとか釣りができたのはワラサが一番食い気のあった朝一番から午前9時頃まで。

一度はアタリらしきは竿に出たのだが、掛からず。

左右の両側の釣り人に釣られてしまい、戦意喪失状態。

ウネリもなんだか高く感じられ、アタリがないのはこれほど辛いものかと感じた次第。

1匹でも釣れていれば酔わずにすんだかも。


結果はソウダガツオ多数。その中から良型の2匹だけ血抜きをして持ち帰った。

実は最後にハプニングが起きた。

つね丸の常連客の一人が「1本お土産に持って行って」と差し出された。

船長曰く「明日もこの人、ワラサ釣るからさ」と言うではないか。

感謝感激で、港に着く前に3回もお礼を言ったものの肝心のお名前を聞き忘れてしまった。

船長の粋な計らいで「脂ののったワラサ」を賞味できたことは何より嬉しかった。

今年はもうワラサの強烈な引きを味わうことはないだろう。


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仁科港 つり場ガイド

西伊豆の中でも絶好のロケーションを誇る堂ヶ島。
その南隣にあるのが仁科港である。
こじんまりとした穴場的な漁港だが、魚影は濃い。
港内には駐車スペースがあり、公衆トイレも完備され子供連れのファミリーフィッシングにも最適だ。
目の前の国道136号線沿いには釣具店が2店舗もあり、何かと便利である。


沖に浮かぶ竜宮島に対して右側の堤防がメインだが、外海側は潮が効きアオリイカやメジナ、クロダイが高実績。

港内側でも水深が深くウキフカセ釣りでメジナ、ダンゴ釣りでクロダイが釣れる。

外道のアイゴも多いので要注意。

チョイ投げでシロギスも釣れるが、根がかりが多いため仕掛けをサビくと損失が大きいので置き竿でアタリを待つ釣り方が得策だ。


駐車スペースから近い左側の短い堤防も足場が良くサビキ釣りでアジやイワシが例年7月上旬から11月頃まで釣れる。

秋はカワハギが多くアサリの剥き身エサなら良型を狙うこともできる。

ここもメジナの魚影は濃い。

堤防際をブラクリ仕掛けで丹念に探るとカサゴやソイ、シマダイも釣れるから侮れない。

夜釣りは全域禁止。


見逃せないのは港の北側にある沢田公園には断崖の上に格安の露天風呂があり、沈む夕日を眺めながら入浴することができる点。

ただし2010年10月中旬時点では「現在休業中」の看板が出ていたので事前調査されたい。


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八木沢港 つり場ガイド



土肥港の南、宇久須港の北に位置する八木沢港。
国道136号線から少し中に入った所にある静かな中規模漁港だが、釣り人の数は少ない。
河川が数本流れ込む関係で降雨後には濁りが入りやすい。
全体的に堤防は足場が良く海面までの距離も適度に低くビギナーでも竿を出しやすい。
港内は駐車スペースも広く、ケイズフィッシングという釣具店も国道沿いにあり何かと便利。
公衆トイレは松原川にかかる橋を渡るとみつかる。
シャワーや水道の設備もあるので夏期には重宝する。


釣り物は多彩。

人気が高いのはアオリイカのエギングだが、日中はクロダイのダンゴ釣りが高実績だ。

朝晩のマヅメ時にアオリイカを狙い、日中は堤防中央から先端付近の港内側でのんびりというリレー釣りが効率的。

その他では、サビキ釣りで家族連れにオススメなのがアジ、イワシである。

足場の良い港内側で6月過ぎ頃から楽しめる。外道にメバルやカワハギが混じる。

ただ水深は3〜4m弱だから潮が上げている時間帯が有望といえる。


左側の堤防外側に埋められたテトラ帯には豊富な根魚が居着く。

カサゴやソイは簡単な穴釣りで楽しめる。

サバの切り身を短冊状に切ってテトラの隙間に落とせば良い。

もちろんジグヘッドにソフトルアーの組み合わせでも実績は高い。

ただし足場が悪いので初心者は控えた方が良い。

根がかりも多いので予備の仕掛けは豊富に準備すること。

残念のは海藻類や根が多いため投げ釣りが不向きという点だけ。


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第15回西伊豆町カワハギ釣り大会

爽やかな秋風に乗ってキンモクセイの香りが漂う頃になると、毎年恒例の西伊豆町主催のカワハギ釣り大会が開催される。
今年で15回目を迎える同カワハギ釣り大会は10月17日、安良里港に61名のハギファンを集めて行われた。
筆者は遠方ということもあり毎年前泊することにしている。
今年は6月に手漕ぎボートを借りた宇久須港の「福神丸」にお世話になることにした。


初めて宿泊した宿だが、驚いたのは新鮮で豪華な刺身の盛り合わせ。

とうてい一人前とは思えない5点盛りの他にマハタの煮付け、カサゴの唐揚げ、さらにはイセエビのボイル。

ご飯はアワビ飯と、美味な魚づくしの夕飯に酒量が倍増してしまい、就寝時間が遅くなってしまった。

翌朝は午前5時起床。

開会式は6時30分からだが、駐車場の混雑具合を考えて早めに安良里港に到着。

嬉しいことに海は無風ベタ凪で絶好の釣り日和となった。開会式も早々に船に乗り込む。

筆者は乗船者6名の神丸の右舷大ドモに運良く座ることができた。

基本的に船と釣り座は抽選というシステム。

当日は8隻に分かれて港をスタートしたが、大会だけに釣り開始時間は厳正に決められている。


当日は午前7時15分に釣り開始。

最初は大半の船が田子島周辺に集結した感じでスタートしたが、どの釣り船も小型船が多く、和やかな雰囲気である。

この大会は釣り上げたカワハギの数で勝負する最近では少ない規定。

ただし15cm未満はリリースすることとなっている。

この地域のポイントはどこも水深が深いのが特徴だ。

浅くても30m前後、深い場所では水深45mを越える。

平均して約40mといったところ。

神丸の船長は「なんか小学校の頃の運動会の前の緊張感を感じるね」と笑顔を見せる。

船長自身も上位入賞者を輩出すれば当分自慢ができるということだろう。


ところが、意に反してアタリが少ない。

水温がまだ高いためカワハギが散っていて群れが固まっていないらしい。

各船も点々とポイントを移動しながらカワハギを広い釣りする。

フラットな砂地帯だけでなく、ちょっと険しいカケアガリ地形も攻めてアタリの出方を探る。

筆者は開始から30分位のところでやっとアタリをとらえてダブルで抜き上げた。

ただ型は17cm程度と小さい。しかももう1匹はアマヅラハギだったからガックリ。

潮は適度に流れている感じで悪くないのだが、どうも本命カワハギからのアタリが遠いのだ。


仕掛けは市販のカワハギ仕掛けだが、ハリス止めに好きなハリとハリスを装着できるタイプを使用。

ハリはハゲ針5号を使ったが、途中からダイワのパワーワイドフックに変更した。

理由は筆者の釣り方にある。

オモリが着底したら速攻で竿先を海面近くで10回程度叩く。

次に道糸をわずかにフケさせて弛ませる。

1秒程度待ってからサッと竿を上げて引っ掛けるというスタイルだ。

いわゆる空アワセでカワハギの口回りに針を掛ける釣り方だからハゲ針かワイドフックが最適と判断。

カワハギはエサをついばむ時に一瞬口の中に入れるという。

その早業はなんと0.02秒とか。

その吸い込み動作の最中に最も掛かりやすいのがパワーワイドフックだという。

つまり、竿先でアワセを入れる必要のない「地獄針」ともいえる。

活性が高い日ならカワハギが口の中にアサリを吸い込めばそのまま自然とハリ掛かりするという素人御用達の便利針でもあるのだ。

とはいえ、そんな不精釣りがカワハギに通用するはずもなく、何度となくバラしがあった。トラギスやササノハベラなら間違いなく針掛かりするはずだから間違いなく「エサ捕り名人」の仕業だろう。

楽しいのは筆者の釣り座から操船室の魚探がノゾキ見ることができること。

水深はもちろんだが、海底地形が明確に分かるため、オモリ着底直前のタイミングがとりやすい。

当日、船長は比較的釣りやすい砂地帯を中心に攻めていたようだ。

というのは根ががりらしい根がかりが一度もなかったからだ。

岩礁帯を攻めるとカワハギがエサを見つける前にベラやキタマクラが針掛かりしてしまうからだ。


午前9時前に船長は船団から大きく離れて宇久須港の赤灯台堤防が見える位置に移動。

水深は45mと深いが、右舷胴の間の方が連続して良型を釣り上げ始めた。

筆者はここで秘密兵器を取り出した。

シンカーロボフラッシュと呼ばれる点滅発光オモリを装着したのだ。

カワハギは落ちてくるオモリに強い関心を示すということが分かっているので、周囲に散っているカワハギを寄せて釣ろうと考えたからだ。


だが、この作戦もダメ。

隣で良型が釣れていて、発光点滅オモリに反応、アタリが出ないということたぶん「人工的に光るモノ」は嫌うのかもしれない。

付けエサのアサリが半分以上そのままで戻ってくることが多かったから結局元の白塗り球形オモリに戻した。


少しだけ活性が高まったと感じたのは午前10時30分頃。

終了まであと1時間15分といったところ。

いつも通りの叩いてから少しだけ弛ませて、聞き合わせるとガガガ、グググっと良型を体感させる当日最強の引き具合に船長「オッ、デカイの掛かったか」と嬉しそう。

私は「これでベラだとショックだから期待させないで」と言うと、海面からバシャっと顔を出したのは目検討25cmの良型だ。ホッとひと安心。

というより、西伊豆まで来て小型ばかりでは悲しいからなんとか1枚でもデカイのを、と船長にも言っていたから嬉しさ倍増。

船長も一緒になって「おお、良かったね。おめでとう」と言って喜んでくれた。

その10分後にもほぼ同サイズを釣り上げて「なんか調子出てきたネ」と船長に褒められてしまった。が、そのあとが続かない。

時計の針はすでに残り30分弱。

釣りは最後まで諦めてはいけない、と言う信念を持っているが、アサリが捕られないで戻ってくると、ここにはカワハギはいない、と判断してしまう。

最後まで粘ったものの釣果は毎年のように貧果に終わった。合計6匹に小型ウマヅラが1匹。不思議に感じたのは外道のトラギスやベラが極端に少なかったことだ。


その後、安良里港に全船が戻って検量が開始された。

良型ばかりのベテランや女性釣り師も数人いて、のんびりとしたいつもの検量風景を見るのが私は好きだ。

数が同数の場合は、良型の重量で決定する。

トップは20匹で優勝であった。

群れが散っていて数釣りが難しい状況の中で、17匹も釣った女性には感服だ。

入賞者にはトロフィーの他にイセエビやサザエのお土産つき。

下位でも入賞すれば干物セットがもらえる。

筆者は何も商品はもらえなかったが、西伊豆町の長閑で落ち着いた港町の雰囲気が大好きである。

また来年も「福神丸」に泊まってカワハギを釣るだけで十分。

毎年顔を会わせる人にまた来年会えるのを楽しみに午後の日差しを浴びながら港を後にした。




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