片瀬漁港 萬司郎丸 ビシアジつり


冬場に美味しくなる魚は多いが、相模湾のマアジは見逃せない。体内に脂を蓄えた美味なアジを狙って2月20日の日曜日に片瀬漁港の萬司郎丸からビシアジ狙いで出船した。当日は北東の風が若干吹いてはいたが、北寄りの風に強い相模湾なら問題はない。午前7時に片舷9人、船中18人のビシアジファンを乗せて一路二の宮沖を目指して走り出した。曇天で寒い北東風なのになんと19人とは驚き。真冬の釣りに慣れているひとばかりかと思いきや、小学生のお子さんを連れた親子連れまで乗っていたのにはビックリ。というのも、相模湾のビシアジ釣りは電動リールが不可欠。水深100m以上の深い場所に130号のビシを落として狙うからだ。女性は慣れれば問題はないが、子供には辛いのではとみていると「そんなの関係ないよ」という顔で仲良く親子で竿を出していた。たぶん、何度かの経験アリと見受けた。


さて、瀬ノ海と呼ばれる二の宮沖に到着したのは7時50分近く。アンカーを入れてのカカリ釣りの開始だ。水深は105m。このポイントでは平均的な水深である。イワシミンチのコマセをビシに詰め込み投入。しばらくするとサバが釣れ始めた。しかも中途半端に小さいので困る。困るのはこのサバ、アタリはアジそっくりで上まで上がってきても暴れないから、てっきりアジだろうと取り込もうとすると、なんだサバじゃないか、とガックリすること数十回。同じサバでもでっぷりと脂の乗った全長35cm級なら大歓迎なのだが、中途半端な中サバでは、と海に返す人が多かった。でも筆者は型がこぶりでもこの時期なら脂が乗っているのは知っていたので数匹だけでもとエラを指でちぎってバケツに放り込む。血抜きをしてからクーラーボックスに入れるためだ。


サバに混じってポツリポツリとアジも釣れてくるが、型は平均22cm程度と小さい。それでも片弦9人だから取り込みは間違いなくオマツリ状態。ハリがガッチリと上顎に掛かっていれば振り落とされることはないが、どうしても隣同士とのオマツリでは取り込めずに海にポッチャンと落ちることは50%以上だったかもしれない。


サバの猛攻に痺れを切らした船長は移動を告げるが、すでに時計の針は10時近くになっていた。移動後はなんと潮が止まったのか魚のアタリは皆無。船中で誰もアジとかサバを釣り上げている姿は見なかった。そこで最後の手を使ったのがアンカーを入れずに流し釣り。2回目の移動後は、流し釣りで拾い釣りといった印象だったが、昼時刻を迎えたとたんにアタリが出始めた。水深130m。しかもタナは低く底上2.5mだ。ポツリポツリと釣れてくるアジはどれも25cmオーバーで、中には30cm近い良型も数匹混じっている。右隣の貸し竿の釣り人は「なんか重たくてよく引くんですけど」と嬉しそうな目をして電動リールを巻き上げている。


海面からボッコリと浮かんだのは全長45cm近いマトウダイ。これには筆者もビックリ。てっきり大アジのダブルだろうと思い込んでいただけに思わず仲乗りさんに「タモタモっ」と叫んでしまった。まるで自分が釣ったかのような感動的な瞬間であった。


その後もほぼ1時間近くはそこそこアタリもあり、良型アジを釣り上げたが、残りの1時間はオマツリとその修復のロスタイムであえなくジ・エンド。午後2時に沖揚がりとなった。船中トップは30匹とか。最低でも3匹。あの小学生のお子様はいったい何匹釣ったのだろうか。筆者は12匹とサバ5匹。まぁ、午前中の悲惨な状態を抜け出せのでひとまず、ホッとひと安心。自宅に戻ってからのアジは超美味。刺身とタタキにして、翌日は塩焼き、サパは一度軽く塩焼きにしてからタルタルソースを乗せて食べると別の魚のように旨いのだ。一度お試しあれ。





沼津 木負湾ボート釣り

酷寒の1月下旬の22日に沼津の木負堤防周辺のボート釣りに出掛けたのでそのリポートしよう。

とは言っても決して大物が釣れた訳でもないし、大漁だったわけでもない。

真冬の手漕ぎのボート釣りにとって無風ベタ凪で釣りを楽しめたことに感謝したい。


向かったのは数年前までスカンジナビア号という豪華客船ホテルが係留されていた木負堤防の湾内。

貸しボート店は金指釣具ボート店だ。

ここは浮き桟橋から出航するため海水に足を濡らすことがない。

しかも、係留ブイに係留できるため釣り場が限定されているから釣りものが特殊でない限り、ボーズになる確率が少ない点も魅力だ。

もちろんオレンジの球形ブイにロープを括り付けるだけだからアンカーの上げ下ろしもなく、体力の消耗もない。


ただし、ボート釣り専用ブイ以外で釣りをするにはイケス群を大きく外したエリアでないと釣りはできない。

最初はカワハギを狙うために係留ブイに結んだが、エサのアサリはほとんど取られない。

そこで持参した冷凍アミコマセを溶かしてザヒキ仕掛けを投入してアジ五目に変更。

すると釣り開始から30分弱ですぐにアタリが出て全長20cm前後の小アジがポツリポツリ。

途中2点掛けもあったものの型が小さいため、8匹を釣り上げた後に業を煮やしてアマダイ狙いに転向。


無風ベタ凪の晴れ模様だったため、淡島付近まで漕ぎ出し、水深53mから60m前後をノーアンカーの流し釣りに挑戦できた。

この時期としては天候に恵まれたことに感謝感謝だったのだが、そんな日に限って本命がなかなか釣れない。

アタリは頻繁にあり、2分前後でオキアミがアッという間に取られてしまう。


対策として考えたのは持参したガルプの人工イソメをオキアミの間に挟んだサンドイッチ装餌だ。

それでも5分もしないうちにハリからすべてのエサが消滅するという活性の高さに驚く。

だが、結局アマダイ狙いの約3時間で釣れたのは16cm程度のトラギス1匹のみ。

水深55m前後で時折良いアタリが出たのだが、本命からのアタリがないまま午後3時に沖上がりとした。

水温は海底27m下で14.2度だった。

参考までに、貸しボート料金は1人乗りで3000円。駐車場は無料。週末は要予約。





長井仮屋港沖 2011年カレイ ボートで初釣り


2011
年の初釣りは三浦半島の荒崎の手前にある長井仮屋港から手漕ぎのボート釣りでスタートすることに。

冬場ともなるとボート釣りは季節風に翻弄されることが多い。

だが釣行した1月8日は運良く北よりの微風。

昼過ぎから南がに変わったものの終始風は弱く危険を感じることなくのんびりと竿を出すことができた。


狙いはこの時期の定番、マコガレイだ。とはいえ産卵時期に当たるため活性は低い可能性があった。

北風に弱い東京湾側を鼻から諦め相模湾でカレイの実績の高い小田和湾に的を絞った。

これまでも佐島からのボート釣りでカレイを釣り上げた経験が合ったからだが、昨年春先にフグ攻撃に遭ってさんざんな目にあっていた。

そのため少しだけ場所を変えて、長井仮屋港の仮屋ボート店から朝8時頃出航。

ポイントはツブの黄色と黒に塗られた鉄柱とクロダイのカカリつり場であるイカダ郡が並ぶ岸よりに決定。アンカーを投入すると、一発で目標としていた水深9mにボートが落ち着いた。


風は北寄りだからボートはイカダ郡の北側角から60mほど手前に安定した。

振り出し式パックロッドにカレイ仕掛けをセットして20m弱のチョイ投げで置竿に。

2本目の仕掛けを準備しつつ穂先から目を離さないようにする。

さらに3本目は両軸リールに軟調万能竿をボート直下に下ろす。

付けエサはアオイソメがメインだが、追加して青コガネを「活きエサの徳丸」で購入。

ボート釣りの場合は、基本的にエサは多めに準備するのが常識。

フグや予期せぬ外道にエサを横取りされることが少なくないからだ。


午前9時10分頃にシロギスが釣れ、いよいよ時合到来かと思わせる食い気が訪れた。

その後20分過ぎには全長24cmの良型シロギスが釣れ、「カレイの食い気もアップするぞ」と期待したものの待てど暮らせど、当たりはすべてシロギスのみ。

それでも23〜24.5cm(後検量)の良型が穂先をカタカタ、ブルナブルンと震わせて時折リールを巻く手を止める勢いもあり、楽しめる時間帯がきた。


夢中になっていると、ついに足下直下に下ろしていた竿先がググッと押さえ込まれて、「来たか」と思ってリールを巻くと、釣れてきたのは可愛いイイダコ。

その後も時々アタリは出るがすべてシロギス。


午後1時を過ぎ頃に1匹だけオハグロベラが釣れてきた。風向きが南西に変わりボートが朝とは真逆に振られ位置が変わってしまったからだ。

海底の地形が砂地帯から岩礁帯中心に変わったようだ。

だが、残り1時間程度で場所を移動するのも億劫だからそのまま釣り続けた。

午後2時にはどの竿にもアタリもなくなり、エサも取られなくなったので2時20分の無念の納竿とした。


24.5cmのジャンボギスを筆頭に8匹とイイダコを釣り上げて初釣りは終わった。

自分で選択したボート店とポイントで心行くまで粘った結果だから本命のカレイは釣れなかったが、不思議と満足感が残った。

参考までに仮屋ボート店は冬期は午前7時から午後3時着岸。

料金は週末3500円だが平日なら3000円。

駐車場は港内指定場所に無料で止められる。


冬場くれぐれも季節風に要注意。

危険を感じたら竿だけ挙げて速攻で岸近くまで漕ぎ帰ること。

安全第一に楽しんで欲しい。

カレイはまた4月上旬頃「戻りカレイ」となり良型が楽しめるようになるはずだ。





片瀬漁港 萬司郎丸 ビシアジとカマスのリレー釣り


2010
年最後の沖釣りとして選んだのは片瀬漁港の萬司郎丸からのビシアジ&カマスのリレー釣りだ。

理由は2つ。釣果がほぼ確実で、リレーで10年ぶりのカマスを釣るというからだ。

要するに、1粒? で2度美味しいというヤツ。しかも、当日は今年最後のお客様感謝デーということで一律6000円と安くなっていたからだ。


出船は午前7時。定刻よりやや早く港を離れてポイントの二の宮沖を目指す。

航程約30分で到着。最初はアジ釣りからスタート。

瀬の海と呼ばれるこのポイントはアジ釣りでは有名。

ただ東京湾とは異なり水深が100mと深い。船長からの指示ダナは底から4〜5mとのこと。

この点も東京湾付近とは違い、やや高い。


アタリは数分後に訪れた。

上がってきたのは驚くほどの良型。

全長35〜38cmはあろうかというビッグサイズ。これが平均サイズだから嬉しい。だが,約100mの海底から電動リールで引き上げてくるため、口の弱いアジは海面で抜き上げる際にバレて仕舞うことが多い。

そのため、手返しは悪くなるが慎重にタモで掬うことが確実にキャッチする方法といえる。

一般的にビシアジの仕掛けはハリ数が3本あるため、タモの網目にハリが掛かり、外しにくくなる。

貴重な良型アジは捕獲できるが手返しが悪くなるのはそのためだ。

筆者はハリ数2本で対応したのだが。


それでも午前9時頃まではポツリポツリとアタリが続き、本命アジを数匹ゲットできたのだが、入れ食いとまではいかない。

午前10時を過ぎると潮が止まったためかアタリも激減。結局午前10時40分にカマスにリレーすることに。

移動すること数分でカマスのポイントに到着。

驚いたのはカマスの遊泳層だ。

なんと180〜200mの深さである。まるで中深場釣りである。

それもそのはず。胴突き3本バリ(筆者は4本)の仕掛けの下オモリは150号である。


カマスはもう10年前に経験しただけ。

釣り方を忘れてしまい、船長に尋ねると「アタリがあったらとにかく大きく竿を煽って引っ掛けるとこと」とのこと。

思い出したのはカマスはエサが落ちて行く時に追いかけて食うという習性があること。

指示ダナの10m手前から1mごとに仕掛けを落としてはアタリを出すように誘う。

ゴツゴツとかクククッとカマスらしきアタリが出たら即刻竿を煽れば良い。

掛かる時もあるがエサのサバ短冊を食い逃げされることもある。


結局、南西風が強くなり始めた午後1時30分に沖上がり。

37cmを筆頭に良型アジは6匹どまり。

10年ぶりのカマスは全長30cm前後とこぶりだったが7匹で竿頭に。今年最後の沖釣りを締めくくる釣果としてはまずまずと書いておこう。

前日も前々日も南西強風で釣船も出ていなかったことを考えれば、好日に恵まれたといっていいだろう。

新年の釣りは何からスタートしようかと、今から楽しみである。





沼津 重須 鯛舟ボート アマダイつり


一般的に12月に入ると北寄りの季節風が吹き出してどこもボート釣りは厳しくなる。

ところが、沼津の内浦湾では三方向が山に囲まれているため凪の日が多い。

当日は季節外れの南西風に悩まされたが、気温が18度近くもありまったく寒さを感じさせない絶好のボート釣り日和に恵まれた。


重須にある鯛舟ボートに到着したのは午前8時過ぎ。

店舗前の駐車場は満杯。隣の駐車場にクルマを止めてすぐに漕ぎ出す。

ポイントはイケスの浮かぶ最北端の先。

水深は約56〜58m前後。

当日の本命はアマダイだからこの程度の水深は浅い方である。

最初に釣れたのは20cm弱のキダイ(レンコダイ)だ。

定番外道だがアマダイが釣れるエリアであることを確信。

ノーアンカーの流し釣りで丹念にポイントを探ること90分。

竿先がググッと曲がり小気味よいアタリでリールを巻き始めるとさきほどまでの小魚とは引き込みと重量感が違う。

残り23m前後のところで強烈な突っ込みを見せる。

リールを巻く手を止められ、竿先を海中に向けてなんとかクリア。

傷の入った道糸を気にしながらのヤリトリはスリリングだ。


海面にボッコリと浮かんだのは良型のアマダイ。

黄色のラインが美しい尾びれにみとれる余裕もなく、タモ網に入れてホッとひと安心。

写真撮影を済ませて次の獲物を狙う。

だが、不思議と風が強くなってきた。西風から南西風に変わり、午前11時を過ぎると安全を重視して湾内に入る。

イケス郡が数列あるが、他のつり客もみなイケス近辺に移動している。

このエリアでは周年巻きこぼしのマダイ狙いが人気らしい。

結局強い南西風のため午後1時30分には桟橋に着岸。


参考までに、ポイントの山立てを書いておこう。

正面が淡島で左は木負堤防の赤灯台が見え、右手には小海港の堤防が確認できた。水深57mの水温は18.2度であった。

外道で釣れた魚はキダイ、ソコイトヨリ、ヒメジ、トラギス、マダイの稚魚の5種類だった。






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