金沢八景弁天屋 午前ライトアジ釣り

 

今年の4月は中旬になっても寒暖差が激しく、不安定な天候が続いた。それでも東京湾のビシアジの釣果は絶好調の日が多く、初夏に向けて最高の味に達すると言われるだけにほぼ釣果が確実なビシアジ釣りに出掛けたのが4月16日の日曜日。
実は前日の土曜日に南西強風が吹き荒れて海が荒れ模様ということで日曜日に変更したのが正直なところだ。足を運んだのは金沢八景の弁天屋。サクッと数釣りをして早めに自宅に戻ろうと軽く考えたのが間違いのもと。午前ライトアジなら時間的にも体力的にも楽だからだが、もっと言うと、弁天屋では60歳からシニア割引が使えるのだ。経済的にも負担が軽くなるシニア割引にすると乗船料金はなんと5100円になる。これは助かる。

 

さて、前日の暴風の翌日だけに出船1時間前に到着したにもかかわらず、ほぼ満席状態とは驚いた。片舷12人で両舷で24人は確実に乗っていた思われる。水深の浅いライトアジとはいえ、これではオマツリは必至。仕掛けの予備はいつも10組以上は持参するが、どうなることやら。ただ天候だけは北風微風で凪。海面もフラットで他船の引き波でも来ない限り横揺れもほとんどない。爽やかな春らしい海には桜の花びらがチラホラと浮かんでいた。

 

船長は定刻7時15分より10分ほど早く桟橋を離れて、最初のポイントに向かった。航行すること約20分で到着。魚探反応をチェックしながら投入の合図が出されて、40号ビシに付いた3本針のアジ仕掛けが海中に沈んで行った。水深はやや深く38m。指示ダナは2mだが、3mまでは探ること。潮具合によっては若干浮き気味になることもあるからだ。ところが、2mでも2.5mでもアタリは出ない。周囲でもアジが釣れている様子はない。案の定、南西強風後の水温低下と澄み潮の影響か、アジに元気がないのだ。

 

午前8時過ぎには早々にポイントを移動。水深30mで釣り再開となった。そのポイントではポツリポツリと小アジが釣れ始めた。全長20cm弱の小ぶりのサイズが釣れるのだが、どうにも引きが弱い。活性が低い時には海面でバレてしまうことが多いが、当日もその傾向が顕著だった。海面からアジを抜き上げる直前に針が口から外れてしまう。魚が見えているだけに悔しいことこの上ない。

因に、宿支給の付け餌は赤タンとアオイソメが少量配られるが、どちらにも掛かってくる。もし、潮が濁っていればアオイソメが有利だが、赤タンにも良く釣れていたのでやはり澄み潮加減だったのかもしれない。また、途中からオマツリを少しでも回避するために2本針の仕掛けに交換した。

 

アタリが少しだけ多くなったのは午前10時頃から。ビシが着底して1m巻き上げて最初のコマセを振り、さらに1m上げて再度コマセを振り出して、10秒ほど待つとコココッとアジ特有のアタリが出て、釣れるのだが型が小さい。平均すると全長18cm弱といった感じだ。それでも、アタリが頻繁に出ると楽しいもの。リールをゆっくり巻き上げてビシをコマセ桶に入れて、ハリスを弛ませないようにして取り込むとうまく取り込めるようになった。だが、針の掛かりどころを確認すると下あごだったり横に刺さっていたりと、低活性の時にありがちな外れやすい箇所に掛かっている。船内に取り込んだ直後にポトリと外れることも多かった。

 

左隣の斉藤さん(横浜市)は「アジ釣りは今日で2回目なんでなかなか上手く掛かりません」と言いながらも早い段階でアジを釣り上げていた。貸しタックルのリールのクラッチ操作が良くわからずにリールを巻いていたが、仲乗りさんにコツを教わり、その後は苦労しつつもポツポツと釣っていた。

 

喰い渋りの時間帯は最後まで解消せず、午前10時45分には沖揚がりに。当日の船中トップは28匹、私もなんとか14匹まで数を増やせた。ゲストは定番のイシモチが多かったが、私には全長25.5cmのムシガレイも釣れた。当日の午後船の釣果は喰い渋りが回復して15〜73匹だったという。南西強風の翌日の午前船は食い渋りになる傾向があることを再認識させられた日となった。

 

とはいえ、14匹のアジに23cmのイシモチ、25.5cmのムシガレイが釣れたのだからお土産としては決して不満はない。欲を言えば、もう少し型の良いアジが数匹でも混じってくれればという願いはあった。自宅に戻り当日は刺し身とタタキにして、翌日は塩焼きにして食べたが、旨味は鉄板。間違い無しという印象だ。ムシガレイはフライパンにアルミホイールを敷いてバター焼き=ムニエルにしたが、これも上品な白身にバターが染み込んで旨かったことを付記しておこう。焦げ付き防止にタマネギを下に敷くことがポイント。

 

これから初夏にかけてアジは年間で最も脂が乗り、味覚が最高潮に達する。短時間で手軽に楽しめるライトアジは凪の続いた2日目以降に釣行されることをオススメする。なお、弁天屋では3人以上の場合は連座で座れるように配慮してくれるので前日には電話を入れた方がいい。ただし、予約は受け付けていない。

 




金田湾つりの浜浦 ボートカレイ釣り

 

春に3日続く晴れ間無し、といわれるほど天候にムラがあり寒暖の差はもちろんのこと風の強さや向きも不安定なことが多い3月下旬。その3月の中でも最も安定していそうな3月30日木曜日に今年初のボート釣りに出掛けることができた。

 

狙いは戻りガレイ、いわゆる花見カレイである。足を向けたのは金田湾のつりの浜浦。このボート店は平日にポイントまで船外機ボートで曳航してくれる無料サービスがある。特に金田湾のカレイのポイントは手漕ぎではかなり遠いためこの曳航サービスがあるか否かはとても大きい。体力的にも時間的にも大きなメリットがある。3月下旬では午前6時30分から曳航してくれるようだが、当日筆者がボート店に到着したのは6時40分過ぎ。ゆっくり支度をしてボートに乗り込んだのは7時を少し回っていた。早速店主の船外機ボートで円形のイワシ生け簀近くで連結ロープが解かれた。

 

イケス周辺には死んだイワシが海底に散乱して、それを捕食するヒラメやマゴチなど多彩な魚種が集まると言われている。ただし、近くにはイケスを固定する係留ロープが沈んでいるためあまり接近するのはマナー違反でもあり、アンカーがその沈んでいるロープに絡まる可能性もあるため50m前後は離れること。後方には定置網のブイが多数浮かんでいるので、その中間付近にアンカーを投入して釣りを開始した。時計の針は7時30分を過ぎていた。風は弱い北風から南風に変わる予報。南風が昼過ぎには強まるとか。

 

まずはボート直下を狙う1本目の竿に仕掛けをセットして水深10mの海底に投入した。付け餌はアオイソメとオレンジイソメのミックス。当日は両方で140gを津久井浜にある「エサの釣り王」で購入。料金は税込み1089円。10gで72円は良心的な価格だ。3本の竿を出すのが常識と言われるボートのカレイ釣りだが、直下狙いのリールは小型両軸リール。道糸はPE1.5号の100m巻き。他は小型スピニングリールと振り出し式パックロッドの組み合せを使用した。軽くチョイ投げで広範囲を狙うためだ。

 

3本の竿を出し終わると、後は投入した仕掛けを5〜10分に1回の頻度で手前に引きずる。これで仕掛けと餌の位置を移動させることでカレイにアピールする。今回はいつも使っている赤塗りのスパイクオモリ25号だけでなく、カワハギ用の白塗りの小田原型市販オモリも使ってみた。実は茨城県の某船宿のHPに「白色オモリにカレイが好反応」と書かれていたのを思い出したからである。その効果が気になって使ってみたのだが、それが最後に功を奏するとはその時は思わなかった。

 

さて、最初のアタリは直下狙いの竿にきた。最初は根掛かりを感じて道糸を手で引っぱり外した直後に、ゴンゴン、と首を振る生体反応にピックリ。慎重にリールを巻いてくると海面に顔を見せたのはアナゴであった。計測すると43cmはある。美味しい東京湾のアナゴは当然キープである。しかも、カレイ針13号をガッチリと喉の奥まで飲み込んでいたからこれは仕方なく、ハリスを切って氷の入ったクーラーBOXの中へ。日中にアナゴが釣れる時は潮が暗く、濁っていると言われている。アピール度の高い仕掛けが有利と想像できた。

 

その後はエサが取られるものの大きな針に掛かる魚のアタリはない。雑魚が海底でついばんでいるだけ。時々灰色のヒトデが掛かってくるが、カレイ釣りの税金のようなものと諦めている。仕掛けを長い時間放置すると、ほとんどヒトデに餌を横取りされてしまう。消耗は激しいものの魚の活性は悪くないようだ。

 

当日の潮変わりは午後12時15分前後。カレイは潮変わり直前直後に喰ってくるという習性がある。それが現実になった。チョイ投げで置竿にしていた竿がよそ見をしていた直後に、ガタンと動いたのだ。また風と潮流具合で倒れたのだろうと思って竿を手に取り、少しだけリールを巻くと、ゴンゴン、ググンと引っ張るではないか。マジか、掛けたのかもしれないと思い、慎重に再度巻き続けると間違いなく、カレイらしき魚信に心が躍った。まさか、この時合にピッタリに来るとは。海底10m下からゆっくりと巻き続けると海面直下には焦げ茶色の魚体が。間違いなくカレイだ。タモを手に取り、突発的な突っ込みをうまく交わしてタモに納めてホッとひと安心。正直に言えば「ポイントを一度も移動せずに粘った甲斐があった。報われたな」という気持ちで一杯になった。

 

その後は、南風もソヨソヨ程度で釣り続けることはできた。だが、140gのイソメ2種類は午後2時過ぎには底をついた。最後に上がってきたのは可愛いイイダコでジ・エンド。帰り支度を進めていると、運良く店主が船外機ボートで迎えにきてくれた。なんと帰りも曳航してくれるとはラッキー。午後2時15分に着岸して終了となった。

 

陸に上がって女将さんに写真を撮影してもらって色々と話しを聞くと「今日、カレイを釣ったのはあなた一人だけですね」という。メジャーで正確に計測してもらうと全長40cmとのこと。たぶん、筆者の自己記録更新サイズだろう。参考までに釣れた竿の仕掛けには白塗りの25号オモリが下がっていたことを付記しておく。

 

例年戻りガレイは通常なら5月GW頃まで充分期待できるはず。3本のロッドと白塗りオモリ、140g以上のアオイソメを持参してボートのカレイ釣りに挑戦してみてほしい。今年はイケるかもしれませんヨ。キーワードは「潮変わり時間にはポイントを移動しないこと」である、と断言しておこう。参考までに、水深10m下の海水温は13度であった。

 




片瀬漁港萬司郎丸 LT中深場根魚五目釣り

 

3月も中旬を過ぎる頃になると相模湾にも春の濁り潮が差し込んでくる。折しも3月10日頃から小田原沖でキンメダイが群れで回遊してきたらしく、初島沖ではなく、灘寄りの浅いポイントで好釣果が続いていたのを釣果情報で確認していた。そこで混雑する3月18日からの3連休を避けて17日に片瀬漁港の萬司郎丸からLT根魚五目釣りの乗合船に乗り込んだ。平日とあって右舷2人で左舷は4人の乗船客。船長は定刻より20分も早くを港を離れて一路好釣果が続く、小田原沖を目指した。航行すること約80分。海はほとんど無風ベタ凪だから快適なクルージングで向かった。すると、そこには小田原船籍だけでなく、茅ヶ崎港や平塚港周辺の釣り船も船団を形成していた。

 

船長は「はいどうぞ、やって下さい。水深は180〜190m前後」のアナウンスで一斉に150号のオモリに引かれて仕掛けを投入。萬司郎丸では、珍しく深場釣りでも全員が一斉に投入するスタイルを取る。これも初心者には気が楽である。針数も「タナを広く探れるから10本でもいいですよ」とは船長の弁。私は7本針でスタート。

 

オモリが着底して底から5mほど巻き上げると、すぐに穂先を不連続に叩くキンメ特有のアタリが出て、幸先良く2匹のキンメダイをキャッチできた。型は大きくはないが、1投目から本命が釣れるのは嬉しいもの。次ぎの投入でも2匹掛けを達成し、早々に4匹をクーラーBOXに入れた。途中からの投入も自由だからキンメ釣りが初めてでも慌てることはない。たぶん潮流が速くないというからという恩恵もあるのだろう。

 

さて、3投目には30cm級のマサバも2匹掛かり、キンメダイと同じタナで釣れてくる。最近では、アジ釣りに行ってもサバがほとんど混じらないことが多く、久しぶりのマサバは大歓迎。指でエラを千切って血抜きをしてから海水氷の入ったクーラーに納めた。もちろん、エサ用として切り身にしても良かったが、船宿支給のデッドヘイトのカタクチイワシで充分アタリが出ていたのでその必要を感じなかった。また、自宅から生のヤリイカを前夜に短冊にして持ち込んでいたので、潤沢な付け餌があったため釣り上げたサバは刺し身で食べるために持ち帰ったというわけ。

 

午前9時前頃からアタリが少し遠くなったが、ポイントを移動すると30分後には再びアタリが出るようになった。今度は底上げ10m〜15m近くでもキンメからのアタリが頻繁に出るようになった。底潮が適度に流れていて、濁り潮のためか待望のスミヤキ(標準和名=クロシビカマス)も釣れてきた。細長い魚体だが、全長50cm以上ある良型も混じった。皮側に小骨が縦横に走る特異な魚だが、スプーンで身肉を削り取るように剥いでナメロウにすると絶品ということを知っている根魚ファンは多いはず。白身だが、上品な甘みもあり貴重な美味深海魚といっていい。

 

船中でも飽きない程度にポツポツとキンメを筆頭にスミヤキやクロムツが釣れていたようだ。中でもロッドを満月に曲げて電動リールのドラグを効かせて慎重に取り込んでいたのは右舷ミヨシの松井さん(藤沢市)だ。海面近くまでグイグイと強引な突っ込みが衰えない。間違いなくメダイだと信じてタモに収まったのは推定4kgはあろうかと言うメダボなメダイだ。これは松井さんもビックリ。破顔一笑の大物に撮影の協力をしていただいた。

 

ほとんど無風で晴れだから最高の釣り日和に恵まれたが、大概そうした釣り日和の日には潮が流れず、貧果に終わることが多かったが、3月17日は違った。しかも、底立ちを取り直す回数は少なかった。それより船長からの指示で「20mくらい上にも反応出てます」という。183mからさらに10m上、つまり170mでも喰ってくることがあり、私は驚いた。これまで小田原沖でキンメダイを釣った経験は何度もあるが、灘寄りの水深170m台でキンメダイを釣った経験はない。群れで行動することが多い魚だが、ここまで浅い場所で釣れるとは。いままでなら初島沖付近では250〜280m前後が平均的なタナのはず。それがここまで浅いと手返しの点でも有利だ。

 

ただ、何度も仕掛けの投入を繰り返していると、8号のフロロカーボンハリスでも縒れが出て、魚が掛かれば回転しながら上がってくるので縮れて手前マツリも頻繁に起きるもの。途中からの投入も可能だから縒れたハリスは針ごと交換してから落ち着いて再投入すること。これだけで魚の食いは違ってくる。当日は無精者の私も針付ハリスを何本も交換したことは言うまでもない。ハリスの縒れは食いが落ちる最大の原因となるので要注意である。

 

午後1時30分に沖揚がり。最後の流しでもスミヤキとマサバが釣ることができて大満足で港に戻った。船中トップはなんとキンメ釣りが初めてだと言う川崎市の岩崎さんの23匹。良型のクロムツも値千金だ。私はキンメ13匹にスミヤキ3匹にマサバ5匹と久しぶりの大漁で気分最高。近所の魚好きの坂部さんへお裾分けもできた。

 

最後にキンメダイの美味しい食べ方をひとつ。刺し身で食べたいならクーラーBOXに丸2日は寝かせたい。旨味成分が滲み出すのに時間がかかるからだ。初日にどうしてもというなら一度軽く素焼きをしてから煮付けにすると旨味を閉じ込めた煮付けにありつけるからお試しあれ。スミヤキはナメロウと少し面倒だが刺し身で食した。その他に西京漬にも挑戦。味噌は田舎味噌に白味噌を7対3の割合で混ぜて、ミリンを適当に掛けて溶くといい。その前に三枚に下ろした身を皮側から細かく骨切りをする手間がある。この骨きりさえマメにやればたぶん美味しい、と思う。実は今晩食べるのでまだ未知の味覚なのである。ネットで調理法も色々と検索できる便利な時代になったものである。

 

オマケ情報をひとつ。萬司郎丸では朝受け付けをすると、必ず「リベンジ券」を1枚もらえる。しかも、次回は7000円で乗船できるというから嬉しい。利用期限が記載されていない点も船宿の心遣いだろう。今現在、港内の駐車料金は無料になっている。

 




ジャパンインターナショナルボートショー2017inパシフィコ横浜

 

パシフィコ横浜で3月5日まで開催されているジャパンインターナショナルボートショー。今回は2日のプレスデイに足を運んで簡単に取材をしてきたのでその要点をお伝えしておこう。個人的にもボート釣りが大好きなのでいわゆるミニボートを中心に新しいネタを探してきた。基本的に2馬力エンジンを搭載する船舶免許不要で、しかも船検も不要なお手軽ボートがメインとなっている。

 

その中でも目を引いたのがジョイクラフトの「ブラックマグ205」である。驚いたのは船体重量がわずか19kgなのに定員が2人。2名が乗れてこの軽さは画期的といえる。しかも、幅7cmのトランサムには2馬力エンジンを搭載できるから快適なボート釣りが満喫できるわけだ。万が一、大物がヒットしても大魚に船体を振り回されないために、下向きのオールストッパーも装備されている。つまり、差し舵効果が期待できるオールブレーキというわけ。

 

気になる船体価格は12万9000円。もちろん、海でも使用可能。超高圧フットポンプは1万1000円の付属品となっている。3月5日、明日最終日のボートショーで現物をぜひご覧下さい。ただし、2馬力エンジンは別途。

 

次ぎは魚群探知機のHONDEX。ボート釣りで最も大切なのがポイント探索だが、魚探があるか否かは釣果の有無に直結する。もちろん、高性能な高級機種があればすべて安心かと言えば決してそうともいえない。安価でも必要充分な機能を備えていればミニボートなら問題はない。そんな魚探メーカーとして人気と実績の高いHONDEXのブースで新製品を探してきた。2017年4月に発売が予定されている「PS-611CN」がそれだ。

 

ひと言で言えば、ポータブルGPS内蔵のプロッター魚探ということ。超小型ボディに全国詳細地図を内蔵しているのだ。しかも、プロッター画面と魚探画面の併画表示が可能となっている。下端にあるオートスイッチを押せば、全自動で深度、感度を調整してくれる。さらに、高輝度LEDバックライト、フィッシュマーク表示、単三乾電池による駆動が連続使用で8時間とくれば至れり尽くせりだ。価格は税抜きで4万5000円。これがあれば好釣果は間違いないだろう。

 

最後に目が止まったのがBMOジャパンのブース。ボート釣りを楽しむファンには細かいところに手が届く便利な機能パーツが盛り沢山あって、目移りしてしまう。ひと言で言えば、クーラーBOXに装置できるカスタムパーツがオススメ。では、何があるのかというと、ロッドホルダー、プライヤーホルダー、カップホルダー、マルチトレイ、エサ箱など実際に釣りをしている時にこんな便利グッズがあれば、という小物類がすべて揃っている。

 

中でも素晴らしいのがステップレールだ。貸しボート店で借りたボートに装着できる万能型のボート用艤装システム。このステップレールをボートの縁に装着すれば、ロッドホルダーやコマセカゴが簡単に取り付けられる。

 

また、マイボートに限らず魚探を簡単に装着できて、振動子の取り付けまでできるフィッシュファインダーセンサーマウントも画期的。HONDEXPS500シリーズをベースに考案されたもの。魚探マウントと魚探の振動子を取り付けるための大判プレート付パイプが一体となっているのだ。こいつは便利である。価格もBMベースなら5800円+税。

 

とにかく、ボートの艤装に興味にあるユーザーはBMOジャパンで検索してみるといいだろう。ボートショーの会場まで行かれなくてもネット通販もしているとか。便利な時代になったものである。

 




茅ヶ崎港まごうの丸 LTアマダイ釣り

 

昨年の晩秋頃から釣れ続いているアマダイだが、今年に入ってから気付いたのは「あまり満足できる良型を釣っていないな」ということ。そこでネットで色々と船宿のHPやブログを検索していると「大型を中心に狙っています」という船長の言葉につられて予約を入れたのが茅ヶ崎港のまごうの丸。釣行日は2月26日日曜日。前夜の天気予報で最高気温が14度になるという。高気圧に覆われるので凪ぎということは明確だ。

 

出船は午前6時45分。第十八まごうの丸の右舷胴の間に釣り座を構えて準備をする。まごうの丸ではライトタックルを謳うためPEは2号、オモリは50号でOK。ところが、私が数年前に手に入れた中古の超小型電動リールは道糸が実際に何メートル巻いてあるかが分からなかった。それが今回想定外に少ない糸巻き量であることが明白となった。

 

船長が向かったのは航程約35分の亀城根周辺。水深が110mからスタート。少しずつ深くなり、一番深い場所では水深127m前後もあった。オモリ50号では両隣とオマツリするのではと思い慎重に仕掛けを投入するが、道糸はまっすぐに立つ。操船する船長の技術もあろうが、当日は大潮回り。とすれば、もっと道糸が余分に出て行っても可笑しくはない。

 

ところが、毎回深い110m以深を釣っているのに道糸が斜めになること
はほとんどなかった。案の定、潮が動いていない様子。それでも釣り開始から10分足らずで右舷ミヨシの釣り人が良型のアマダイを釣り上げて嬉しそう。その後はゲストからのアタリはあるものの釣れてくるのはトラギス、アカボラ、カナガシラなど。しかもミニサイズだから悲しい。

 

高級ゲストはミヨシと大ドモ(相模原市の入口さん)のオニカサゴ。この時期は鍋にすると大変美味な魚である。私にも高級ゲストでも釣れるようにマメに底立ちを取り直して、海底からハリス分の半分を巻き取りつつ、前後1mの誘いを掛ける。時々、オモリで5回程度底を叩き、魚にオキアミエサの存在をアピールするが、アタリは遠い。

 

私の竿を最初に曲げたアマダイは全長21cmのミニサイズ。巻き上げ途中で少しだけ暴れたので本命かもしれないと思ったが、このサイズでは素直に喜べない。今回は数ではなく、型を狙ってきたのだから余計だ。

 

よくみるとミヨシと大ドモの入口さんは2本竿で釣っていた。船長の許可をとれば、2本竿でもOKなのだろう。しかし、見ていると誘いをかけない置竿でも釣れているではないか。私は1本の竿に神経を集中してマメに誘いを入れているというのにである。たぶん、潮が流れていないため下手に誘いを入れても魚の活性は高まらないということだ。

 

因に、仕掛けの途中にガン玉を1個噛ませて、先針の動きに変化を出したが、潮流が緩いためか効果は薄かったようだ。さらに、針のチモト部分蛍光グリーンのソフトビーズを装着してみた。そろそろ海底には春の濁り潮が入り始める頃だろうと考えたからだ。ただし、ミニサイズの雑魚が多い時には外した方が良い。

 

やっと全長26cm(後検寸)のアマダイが釣れたのは午前9時30分頃。回りでもポツポツとアマダイが釣れていたのでアマダイは釣れる場所にくるとパタパタと連続して釣れるようだ。底上げ1mで誘い上げてから穂先にググッと違和感が出た直後にグングンと引き込んだので3mほど手巻きでリールを巻いてから電動のスイッチをオンに。水深70m前後で再び突っ込みがあったので少しは良型かと思ったが、手に伝わる重量感がない。残念ながら30cm足らずだった。

 

期待した3匹目も1匹目と同様の21cm。型狙いで釣りにきても期待通りには釣れないもの。船長は終始120m前後の深い場所を点々と探りながら少しでも潮の流れているポイントを探ってくれたが、私が最後に釣ったのはムシガレイでジ・エンド。(動画内ではガンゾウビラメと語っていたがよく見ると目の位置は右側でムシガレイであると判明)

 

午後2時に沖上がり。船中のアマダイは1〜5匹。サイズは20〜39cm。10人で29匹の本命が釣れたという。私は26cm1匹、21cmが2匹の他にムシガレイ、ヒメコダイ、カナガシラだった。まだアマダイ釣りは3月も続くという。リベンジに再挑戦するつもりだ。参考までに当日の海水温度は14.8度。

 





カレンダー

S M T W T F S
      1
2345678
9101112131415
16171819202122
23242526272829
3031     
<< July 2017 >>

うみつりネット facebook

更新情報:Twitter

YouTube チャンネル

新着記事タイトル

カテゴリー

月別記事

うみつりネット・おすすめ商品

 (JUGEMレビュー »)

釣り専門出版社の地球丸から5月下旬かに発売された「関東周辺防波堤釣り場ガイド」は北は茨城県大津港から南は静岡県静浦港まで全53港の釣れる絶好ポイントを網羅しました。港の足下の水深から各ポイントの海底状況はもちろん、駐車場、トイレ、最寄りの釣具店など最新情報を盛り込んで制作しました。巻頭カラーページではアオリイカやイナダ、クロダイなど人気魚種の釣り方解説や仕掛け情報も掲載しました。総ページ数144で本体価格1500円+税です。各港のカコミ記事にはグルメ情報や釣具店情報も入れました。うみつりネットの筆者自身が足で取材した渾身の自信作です。できれば書店で手に取ってご覧下さい。

うみつりネット・おすすめ商品

うみつりネット・おすすめ商品

海釣り最強バイブル 4 熱釣!根魚塾 (メディアボーイMOOK 海釣り最強バイブル 4)
海釣り最強バイブル 4 熱釣!根魚塾 (メディアボーイMOOK 海釣り最強バイブル 4) (JUGEMレビュー »)

カサゴ、アイナメ、メバル、ソイなどの根魚は定着性が強く、移動する距離や範囲は少ないという。そんな根魚のポイント攻略法を徹底的にまとめあげたのが本書。消波ブロックや堤防際の隙間に身を潜める根魚をエサとルアーで根こそぎ釣りまくる戦術を詳細に伝授する渾身の力作である。関東周辺を調べ尽くした永久保存版だ。

リンク

著者プロフィール

ブログ内検索

その他

ケータイサイト

qrcode

powered

無料ブログ作成サービス JUGEM