鴨居大室港五郎丸 午前タチウオ釣り

 

台風10号が北海道へ抜けたのが8月17日、その翌日に「もう大丈夫だろう」と思って鴨居大室港の五郎丸の午前タチウオ釣りに行って見た。だが、台風一過のタチウオは気難しかった。確かに、前日の同宿の釣果情報は芳しくなかった。トップでc8本、スソはゼロという結果だった。だが、釣り人というのは勝手な考えをするもので「まぁ、自分だけはなんとか釣れるだろう」と前夜に電話予約を入れてしまった。8月18日は日曜日。それでも前日が釣れていないから混雑はしないだろう、と思ったのが運のツキ。当日、出船の約1時間20分前に到着しても所定の駐車場はギリギリに埋まっていてなんとかなった。鴨居港の遠い駐車場につれていかれなくてホッとひと安心。

 

当日の天候は曇天予報だったが、とんでもない。朝からほぼ晴天。風は弱かったのでウネリはなかったが、暑かった。ペットボトルの麦茶は500mmリットルでは足りないと感じた。午前船だから大丈夫と甘く考えると痛い目に遭うかも。できれば1リッターサイズを持参した方が無難である。

 

2艘出しとなった18日の午前タチウオ釣りは定刻通りに港を離れて約20前後で観音崎のポイントに到着。しかし、群れが散っているようで、なかなか仕掛け投入の合図が出ない。10分弱の魚探探索のあと、船長から「水深65m。下から15mまで誘ってみて」のアナウンスで一斉に仕掛けを投入。オモリはPE2号で80号がスタンダード。

釣り方は定番の小刻みのシャクリ上げでスタート。竿先を海面近くの斜め45度方向に構えて、30〜40cm前後で誘い上げてはリールを3分の1回転させる釣り方。


ただ、一瞬だけ喰いの間を待つスタイルを取った。常に上方へ誘い上げていると針掛かりさせるタイミングがない。つまり、食わせる間を設けたというわけ。

 

私は運良く2投目で86cm程度の標準サイズをキャッチできた。海底から15m前後だったが、あまり待たずには針掛かりさせることができた。面白かったのは次の2本目。左隣の釣り人=星崎さん(小田原市在住)の釣り上げたタチウオを写真撮影している最中に針掛かり。なんと置竿で釣れたのである。水深は確か55m前後だったと記憶している。活性が高い時間帯というのはそんなものだ。時間は8時30分頃だった。

 

その後、アタリが遠のくと船長は痺れを切らして、午前9時20分頃に大きく移動した。目指したのは第二海保周辺。ここは水深が浅く、水深は30〜40m弱。そのため、オモリ号数が60号に変更となった。食いダナは底から15mまでと浅瀬で喰いが活発になるかと思ったら大間違い。片舷8人、両舷で16人でアタリはほとんどなかったと思う。左舷の釣果までは把握していないが、釣れなければ早々に移動するのが当然。

 

結局、10時15分過ぎには再度観音崎沖へ移動となった。今度は指示ダナが海面からとなった。「海面から40〜25mまで誘って」という指示が出て、一瞬戸惑ったが、私はすでに朝の観音崎沖で高切れを起こして、タックルを交換。予備の電動リールにマルイカ用ロッドに替えていた。30〜60号負荷のロッドだが、80号にも対応できることは分かっていた。それでもアタリが遠いので苦労はした。誘い方に変化をつけてみたり、スピードを替えたり、シャクリの幅を工夫したりと苦労したが、沖揚がり5分前になんとか3本目を釣り上げることができた。最後の釣れると気分が良いものだ。

 

嬉しかったのは型がどれも良く、自宅に戻ってメジャーで計測すると80cm、86cm、90cmとまずまずのサイズをキャッチできた。引き味も堪能できた。残念だったのは2本目の直前に掛けて強引な1本が取り込み直前でバレてしまったこと。取り込みの際にハリスを一瞬でも弛ませるとバレることを知っていたのに。まだまだ修行が足りないということ。

 

反省点はもう点ある。タチウオの歯にやられたか否かは分からないが、道糸の高切れでオモリ、天秤、仕掛けも全損。たまたま予備のタックルをもう1セット持参していたから事なきを得たが、オモリ80号の予備がなかった。船長に80号オモリを頼んだらなんと1個400円。高額である。オモリの予備は最低でも各2個ずつは持参すること。

 

8月も下旬になればそろそろ夏タチウオが浅瀬に移動する時期だが、まだ観音崎沖では40〜60mで食っている。8月21日には釣果が3〜19本まで回復している。60m前後の釣り場の場合、水中ランプかケミホタルを装着した方がアタリが多いという話を聞いた。これから冬までロングランのタチウオ釣り、仕掛けや誘い方に自分なりの工夫を凝らしてチャレンジしてほしい。気紛れで難しい魚だが、掛かった直後の強烈な引き込みは病み付きになるはずだ。当日の船中釣果は0〜9本。因みに水温は27度だった。

 

当日の釣行費用は5500円。HPのサービスPを受け付けで見せること。駐車場と氷代は無料。船上の80号オモリ400円には要注意。合計5900円となった。

 




片瀬漁港萬司郎丸 マルイカ釣り

 

最高気温が31度を超えるだろうという真夏日に釣りに行く人は少ないだろうと思っていつもの釣割の前日割に「マルイカ」のネット予約を申し込んだのが運のツキ。正直言えばここ2年半以上、マルイカ釣りからは遠ざかっていた。理由は釣り方が非常に難しくなっていたからだ。ゼロテンションとか直結、直ブラとか色々な仕掛けなどが氾濫して、タックルだけでなくマイアックな難易度の高い釣りモノに変わっていたからである。

 

それでもどうしてもあの美味しいイカの刺し身を数年ぶりに食べたくなったから思わずネット予約をポチっと操作をしてしまった。これが不運の始まりだった。


考えてみればマルイカの旬はとうに過ぎ去っていたのだ。それでも「美味なイカの刺し身が食べたい」と思った瞬間に昔の知識や経験は忘却の彼方に消え失せていた。7月31日といえば、もう真夏の真っ盛りだ。スルメイカなら分かるが、マルイカはせいぜい沼津の夜釣り程度しかやっていない。にも拘らずついつい2000円引きの7000円という前日割に反応してしまったのは不覚だった。

 

それでも、当日は晴天で南西風の微風とあって朝からマルイカファンが両舷で10人も集まった。私は受け付け時では右舷胴の間だったが、実際に乗り込んでみると右舷が混雑しているので左舷に場所を移動。船長も承諾してくれたのでひと安心。

 

片瀬漁港の萬司郎丸は基本的に予約制だから人数が揃うと、定刻より速く港を離れる。当日も午前6時の予定より10分早く、港を出航した。目指したのは森戸海岸のある葉山沖。航程は約25分だったが、最初の仕掛け投入まで約10分の時間を費やした。群れがバラけてなかなか見つけられないのだ。船長も半信半疑で「やってみて」という投入合図が出たる時計の針はすでに6時40分近くになっていた。

 

水深は25〜30m前後が中心で、電動リールを使う必要はない。私も超小型電動リール付ロッドも持参したが、受け付けで「深くても40mぐらいだよ」というので手巻きリールで終始過ごした。オモリはPE2号で50号、軽くても40号まで。潮の流れは速くなかったものの、オマツリを最少限に止めるには隣同士とのオモリ号数を確認しておいた方が良い。

 

私は約3年近く前に上州屋で購入したオリジナル仕掛けを使った。上3本のスッテが直結で、その下2本が直ブラの複合型仕掛けだ。前述通りオモリは50号の蛍光グリーン。直結でバレが出ても直ブラで掛けられるだろうという甘い考えがあった。ところが、釣り開始から1時間経っても、2時間が過ぎてもアタリは数回感じたもののまったく掛けられない。難しい釣りは覚悟していたが、これは厳しい釣りになりそうだ、と思って早々に仕掛けを浮きスッテ7cmサイズのブランコ仕掛けに交換した。

 

というのも、朝から少しずつ南風が吹き始めて、若干だが海上にウネリが出始めたからだ。直結はもちろん、直ブラでもウネリがあれば巻き上げ途中で掛かったイカがバレてしまうことが多い。ハリス20cm前後のブランコ仕掛けならバレることは少ない。枝スは5本だから取り込みに苦労することもない。だが、アタリは皆無に近い。確かに朝9時頃まではマルイカからの微かな触り程度は数回あった。

 

3年前のマルイカ感覚はそんなに簡単には戻ってこない。着底での一発乗りもないが、巻き落としを何度繰り返しても触りも極端に少ない。群れが小さいのか移動が速いのか、スッテにゲソのオマケもついてこないのだ。

 

左隣に座った茅ヶ崎市の秋山さんは「まだマルイカ4回目ですけど」と言いながらも昼前にはしっかり2杯を釣り上げていた。マルイカ専用ロッドに最新の極小スッテも船縁に並べてマメに交換していたから凄い。話を聞くと「ユーチューブで色々勉強してます」という。嬉しいことに「うみつりネットも見ていますよ」と声を掛けてくれたのがきっかけで会話をすることができた。オリジナルシールを速攻でクーラーBOXに貼ってくれたのもちょっと感激。

 

結局、午後1時10分に無念の沖揚がり。船中トップはなんと3杯。秋山さんが4回目のマルイカ釣りで2杯とは素晴らしい。私はついにボウズに。ゲストに掛かったマサバを血抜きをして1匹クーラーBOXに入れただけ。

 

教訓としていえることは、その釣りモノが最終局面になり、まして最終日なら難しい釣りになることは明白。それを知らずにネット予約をした自分が悪いのだ。今後も季節が終盤になる釣りモノは要注意である。前日の釣果情報だけでなく、数日前からの釣果の流れを把握しておく必要がある。

 

当日、同じ海域を探索していた乗合船が2隻あった。ひとつは五エム丸。釣果は0〜5匹、そしてもう1隻は葉山あぶずり港のたいぞう丸だ。なんとたいぞう丸は3〜28杯の釣果。つまり、ボウズがいなかったことになる。単純に31日の釣果だけでは判断できないが、ハッキリ言えることはたいぞう丸の船長はマルイカの群れを広範囲で探索できる腕利き船長といっていいだろう。あとは釣り人の腕がどの程度素晴らしかったか、ということになる。だが、そればかりは比較はできない。因に、当日の水温は26.2度。萬司郎丸のマルいか釣果情報はなかった。

 

そんな厳しい釣りの際に、萬司郎丸が素晴らしいのが気遣いにささやかなお土産を提供してくれること。大きなアジの干物2匹と冷凍ワカメを頂いて帰路に就いた。高額なお土産となったが、今後の良い教訓としたい。

 



大津港石田丸 ボートタチウオ五目釣り

 

東京湾の夏タチウオがすでに高活性だ。半日船のトップ=竿頭が30本を数えるのも決して珍しいことではない。腕の差が出る釣りモノだが、そんなに数を釣っても後処理にも困ってしまう。ならば、数ではなく型を狙うにはどうするか。活き餌の泳がせ釣りが効果的であることは知っていたが、乗合船で勝手なことはできない。

 

そこで考えたのが自由気侭なボート釣りである。京急大津港の大津沖周辺では、ボートでタチウオが釣れることは知っていたが、大半がメタルジグ等を使ったルアー釣り。冷凍サバなどのエサ釣りでも、タチウオの活性が高ければそこそこ釣れるのだろうが、メーターオーバーを良型だけを狙って釣るには活き餌しかない。

 

サビキ仕掛けで小アジを釣ってそれを泳がせることを考えたが、釣り開始から即効で小アジが釣れるとは限らない。そこでヒラメやマゴチを狙うのに最適と言われている養殖ウグイ=ギンペイを泳がせて釣ろうと考えた。

 

出掛けたのは7月24日、最高気温が30度に達するのではという天気予報だったが、凪なら暑さは我慢するしかない。もちろん、熱中症対策は講じるのはボート釣りファンとしては当然だ。大津港の石田丸に斎藤さん、渡辺さんら2人を誘って朝6時30分過ぎには到着。早々に受け付けを済ませて、2艇に分乗して漕ぎ出したのは7時10分を回っていた。

 

目指したのはヤマダ電気沖。水深が20〜22m前後だが、なかなか山立ての方法では正確には探しきれずに、渡辺さんが所有する簡易魚探で海底地形と水深をチェックしてもらう。水深が25m前後とやや深かったが、魚探にフィッシュマークが表示され、ベイト反応がバッチリならタチウオもいるだろうと考えて最初のポイントに決定。アンカーを下ろすとどうしても多少のポイントのズレが生じる。それでも回遊するタチウオならコマセで小アジ類を寄せればきっと釣れるに違いないと確信していた。小魚を捕食するタチウオの習性を考慮してのこと。自信はあった。

 

養殖ウグイ=ギンペイは海中でも1時間程度は問題なく、元気に泳ぎ回ってくれる。その遊泳力がタチウオの捕食意欲を刺激してくれる。それがハッキリしたのは斎藤さんの竿だった。置竿にしていた竿先に違和感が出て、リールを巻き始めるとグイグイと突っ込み出して強烈なパワーで海面へと突き刺さる。海面に浮かんだのは紛れもないタチウオだ。しかも指幅5本はありそうな良型である。タモを使って無事に取り込んでから分かったことは、針を完全に飲み込み、ハリスが歯に干渉していたこと。上手く取り込んでハリス切れにならなかったのは幸運だった。釣り開始から約1時間弱だったと記憶している。

 

その後はギンペイの頭だけ残して食い逃げされてガックリ。私のギンペイも結局2匹が頭だけにされてジ・エンド。冷凍サバで狙うことにしたが、そうするとマメに仕掛けを上方へ40cm幅でシャクリ上げてくる乗合船での釣り方を実践するしか手はない。私の竿にも数回、コツコツ、と竿先を抑える場面があったが、追い掛けてこなかった。魚影はあるが活性が高くないのだろう。

 

もうひとつ残念なことはサビキ仕掛けで狙っていたアジがなかなか釣れずに、群れから外れたアジがたまに掛かってくる程度。私のサビキ仕掛けは定番のハリス2号6本針のピンクスキンだったが、最後まで1匹も釣れなかった。20年以上も色々な場所でボート釣りを経験してきたが、サビキ仕掛けに何も掛からなかったことは初めてだ。ゲストのイワシや小魚も何も食わないとは驚いた。こんなこともあるのかと呆れてしまった。

 

一番アジを釣ったのは渡辺さん。サイズは17〜22cm程度だったが、最後に浅い場所で追加して合計17匹だったという。立派なものだ。午後3時に港のスロープに着岸して女将さんに状況を説明すると、「ヤマダ電気沖はアジの群れが少なくて、タチウオ狙いなら良いんだけど」と言われてしまった。

それが証拠に同時刻に沖上がりしていた親子連れの男の子がなんと20cm前後の一番美味しいアジをなんと40匹前後は釣っていた。場所は排水口の3番目の沖20m前後とか。ボート釣りはポイントを外すと悲惨な釣果になることを改めて証明してくれた。悔しいが、これもボート釣りの現実なのである。

私のボートと斎藤、渡辺ペアのボートの距離は近い時には3mも離れていなかったのだ。それで1匹もアジが釣れないのは仕掛けに問題があったということ。最低でも3種類のサビキは持参して欲しい。1時間釣れなかったらサビキの種類を交換して試してみることをオススメする。

 

結局私の唯一の釣果は冷凍サバで釣れた全長65cmの良型アナゴ1本だけだった。翌日、蒲焼きと煮付けで美味しくてただいた。なお、当日の海底付近の水温は23度だった。自分の考えたギンペイの泳がせ釣りで斎藤さんが本命タチウオを釣ってくれたことがとても嬉しかった。釣り方には今後も改善を加えて行きたいと思っている。数釣りなら乗合船で競えば良いだけ。一瞬の興奮と感動を体感できるボート釣りを今後も続けて行きたいと思った。

 

今回のボート釣りの経費は一人で乗った私の場合、ボート代金は4000円、冷凍アミコマセが400円、前日購入した上州屋での冷凍サバが550円+税、帰路前に追加した氷代が200円、活き餌のギンペイは一人4匹で480円。合計すると5630円。半日船の乗合船の料金をオーバーしてしまった。それでも、自分で狙ったポイント、釣り方、初挑戦のボートでのタチウオ釣りを最後まで通すことができたので満足感はある。本命タチウオを釣ってくれた斎藤さんの釣果が何より嬉しかった。

 




長井仮屋港&秋谷港のシロギスの投げ釣り

 

2019年の夏は約2年ぶりにシロギスが相模湾に戻ってきてくれた。詳しいことまでは分からないが、産卵場所が激減して個体数が減ったという。それでも自然界は逞しい。なんとか子孫を残すために四苦八苦したことだろう。陸っぱりからでもなんとか釣れるだろうと考えて足を運んだのが7月21日の日曜日。世間では学生連中が夏休みに突入した最初の週末だ。

 

長井港の近くにある上州屋で40gのアオイソメを購入して長井仮屋港の対岸にある小突堤、松崎堤防に到着したのは午前7時30分を過ぎていた。先客は先端付近に5人ほど。話しかけたら中国人だった。日本語がわからないので挨拶だけして、投げ釣りを開始。一投目からシロギスが釣れたが、後が続かない。3投目にはメゴチも釣れたが、1時間後にはリリース。

 

堤防の中央付近から5色ほどの距離で釣れたのだが、漁船が頻繁に港口付近を航行して行くため、左方向には投げられない。8時前には先端にいた中国人連中が諦めて帰って行ったので即効で釣り座を移動。それでも潮が下げてしまい、アタリは遠のいた。餌はまだ残っていたが、11時には帰路についた。

 

翌日、残ったアオイソメを持って長井港の手前にある秋谷港に到着。すると港内前にあるゲートに「開門前に進入した釣り人は不法侵入とみなして処罰します」と書かれた看板があり、手前にあるイケス跡の岸壁から投げ釣りを開始した。すると午前7時頃になってゲートが開いた。

 

面倒なのでその場所で釣りを続けると、下げ潮が効き始めるとシロギスがポツポツと連続して釣れてきた。投入ポイントはほぼ正面。距離は前日と同じ5色くらい。125m。4色くらいでアタリが出るが、たまに3色ほどでもアタリが出て、釣れるから久しぶりに楽しい。流線8号の3本針に餌を付けても1投ごとに餌がなくなり、魚の活性は高い。ゆっくりとリールで仕掛けをサビいてくると、50m近くでもプルプルっというシロギス特有のアタリが出る。午前10時30分にはなんと8匹も釣れて大満足で帰路についた。

 

もうひとつ付記したいのがネットで購入した水汲みバケツ(メッシュカバー付)のこと。5mのロープが付いて送料込みで1499円。メーカーはiTakt。オレンジ色で目立つが、活き餌を入れて酸素ポンプを使えば効果的と思って衝動買い。だが、使ってみると、便利で頑丈そうだ。海水を交換するのも魚が中にいてもそのまま入れ替えることができる。ボート釣りで小アジが釣れたらこのバケツに入れて、活かしておけば泳がせ釣りには重法するだろう。堤防釣りとボート釣りの両方に使えるから使い勝手は良い。

 

ただし、酸素ポンプは必携だろう。これから泳がせ釣りで大物を釣って楽しもうと思う。期待が膨らむ水バケツと言える。最後に、秋谷港には港内前に無料駐車スペースができた。台数は10台がリミットだが、夏の週末でも無料だからとても助かる。港内の有料駐車場は下記は1000円と高い。平日でも600円となっている。夏休みに子供連れで出掛けるならこの無料駐車スペースを使わない手はないだろう。だが、土日祝は朝7時頃には埋まってしまうようだ。

 




小坪港太郎丸 キンメダイ五目釣り

 

令和元年の夏はどうやら冷夏の印象が強い。梅雨寒とはいえ、最高気温が24度程度で小雨混じりの曇天となった7月15日の「海の日」。昨年の猛暑を思えば肉体的には楽だが、海の日という感覚は一切ない。乗り込んだのは小坪港の太郎丸。当日はスポーツ報知のフィッシングフェスタということもあり、乗船代が通常1万1500円が6500円のほぼ半額デーである。事前予約の16人が早朝午前5時30分に港岸壁に集合。狙いは太郎丸が得意の深場釣りだ。キンメダイ五目を謳っているが6月末まではアコウダイ五目だから主役交代となった感じだ。

 

当日は貸し道具(別途2000円)のビギナーが多く、女性アングラーも数人乗り込んでいた。船長は貸し道具のセッティングに時間を取られ、港を離れたのは6時10分過ぎ。一路沖の瀬を目指してハイスピードで走ること約50分。エンジンがスローになるとしばし魚探反応を見ながらポイントを探索する。ものの5分程度で最初の投入となった。水深が300mを超えるような深場釣りの投入は一般的にミヨシから順になる。太郎丸でも通常通りだ。オモリは250号、針数は10本以内。私は釣り座がミヨシから6人目なので6番目の投入。針数は8本開始。ハリスや通常よりやや長い90cmなので絡むことが予想されたが、初回は難なくクリア。

 

だが、水深が想定外の260mと浅い。300mより浅い場所で沖の瀬のキンメが釣れるかどうかは分からないが、とにかく無事に全員が投入を完了。船長の指示ダナは底から5m上ということで、そのタナをキープ。もちろん、マメな底ダチを繰り返して誘いを入れる。30秒に1回の底ダチの取り直しが私のせっかちな性格に合っているのか。仕掛けを回収してみると、なんと極小サイズ=全長20cm足らずのキンメが針掛かりしていたのだ、動画で撮影をしていると船長が「コレはリリースだね」と言って海中へ投げ入れた。浮き袋のないキンメはすぐに泳いで海底へ帰って行った。仕掛けに付いてひと言。キンメを狙う場合、アコウダイと違って針回りにはビーズ玉やタコベイトは一切付けないこと。サバの餌食になるだけ。最悪はサメに好かれてしまうかも。

 

3投目までに釣れたのはサバと全長31cm(後検寸)のメダイ。同時に長いハリスが幹糸に絡み、ヨレヨレ状態が数カ所になり、やむなく5投目には仕掛けを幹糸からすべて交換することに。それが奏功したためかどうかは分からないが、またミニサイズのメダイとゴマサバが釣れてきた。キンメからのアタリはないのだが、何かしら美味しい根魚が釣れると気分は悪くない。だが、サバ攻撃が続くのにはほとほと閉口した。全長が40cm近いゴマサバだからこの時期なら脂が乗っていると知っていたので速攻でエラを指で千切って血抜きを済ませてから氷の入ったクーラーBOXへ。

 

アタリが穂先に出た時間帯はそれほど長くは続かなかった。私の右隣に座っていた横浜市の小野寺さんの御夫人は9時過ぎ頃にこれぞ沖の瀬のキンメという良型をサバと一緒に釣り上げていた。私は残念ながら全長24cmのシロムツだけだったが、運良くキンメが釣れる人には釣れるということ。ご主人と一緒に参加されていたようだが、太郎丸の貸し道具をうまく操作して、見事キンメダイを釣り上げたのは立派である。ご主人の話ではキンメ釣りの経験はまだ2年程度だという。

 

その後、アタリがないまま時間は過ぎ、とうとう昼の12時を過ぎ、午後1時の沖上がりまで1時間を切った所で船長は城ヶ島西沖へ大きく移動。最後の流しは水深240mの浅い場所だった。最後に私が釣ったのは可愛いサイズのノドクロカサゴ。煮付けで美味しいので17cmのサイズだったが、お土産にさせてもらった。

 

結局、午後1時10分頃に沖揚がり。船中キンメを釣ったのは16人中4人だけ。高級ゲストには今や幻とも言われるアラも混じった。小野寺さんのご主人が港に戻って帰り際にポツリとこう語った。「16人のフル乗船で初心者も多く、300m以上深い場所を狙うとオマツリが多発して船長一人では対応しきれないから浅い場所を狙ったのだろう」と。

 

確かに、潮はあまり速くはなかったが、貸し道具の電動リールの操作に慣れていなければ針数の多い仕掛けだけにオマツリは多くなるに違いない。中には仕掛けがグチャグチャで途中で釣りを断念した人もいたようだ。とはいえ、年に1回のフィッシングフェスタのイベントである。オマツリを解いて回る慣れた仲乗りさんのアルバイトを乗せるくらいのサービスはして欲しかった。深い場所なら絶対にキンメが釣れるとは限らないが、年に1回しか行かれないような人にも夢のある深海釣りを満喫できるようにして欲しかった。贅沢な提言だろうか。

 

私がクーラーBOXに入れた魚はメダイ2匹、ゴマサバ2匹、シロムツ1匹、ノドグロカサゴ1匹だった。一番美味しかったのはサバの塩焼き。塩を振って1晩寝かせて焼いたものが絶品だった。シロムツも3日間寝かせて刺し身にした。それも旨味が出て旨かった。小型メダイは刺し身よりもたぶん味噌漬けか粕漬けにしたらもっと美味しく食べられたのではないかと少し後悔している。

 

最後に今回は経費は6500円の乗船代のみ。付けエサ(サバ短冊)、氷などはすべて料金に含まれている。小坪港内の駐車場は無料。参加賞のスポーツ報知のフェイスタオルと手ぬぐいももらった。来年も機会があれば事前予約で挑戦してみたい。
 





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