佐島港つね丸 ボートシロギス五目釣り

 

ここ数年の間に相模湾でのシロギスの魚影が極端に減少したという情報が広がり、昨年も葉山一色海岸でボート釣りでシロギスを釣ろうと思い、某ボート店に予約の電話を入れると「シロギスは数釣りができませんよ、それでも宜しければ」ということで出掛けたのが6月の初旬だったと記憶している。

 

結果は決して悪くなく、大小混じりで22匹も釣れた。手漕ぎボートの釣りとしては良くはないが、悪くもない。アタリがポツポツとありバラしもあったが楽しめたことは記憶に残っている。北風微風の凪の日に流し釣りができる日和なら数は釣れるという自信ができた。

 

さて、2020年5月下旬。コロナウィルスの影響を考えて決めたのが佐島のつね丸。ここは駐車場が無料で、ひとり1台でも問題はない。しかも当日は28日の木曜日。平日だから乗合船との混雑も少ないだろうと考えた。

 

当日は外出自粛が解けて初の釣りとなった大学釣部OBの後輩、齊藤さんと渡辺さんを誘っての3人釣行である。私以外は数ヶ月ぶりの釣りとのこと。なんとか大物を釣らせたいと思い、メインはシロギス狙いながら「活きエサの徳丸」でギンペイ=養殖ウグイを一人4匹を購入。3人で12匹。酸素供給器のブクを持参して活かしておければヒラメヤマゴチが掛かる可能性が大きい。

 

出船は午前7時30分だが、少し前に漕ぎ出した。天候は薄曇りの曇天ながら風は北寄りの微風。絶好のボート釣り日和となった。私が先導してイワシの円形イケス回りでオールを仕舞ってタックルと仕掛けの準備をする。風が北東なら少しずつ沖へ流れ、仕掛けを投入する頃には良いポイントに入るだろうと考えたからだ。

 

イケス回りには固定するための太いロープが入って入るためアンカーを投入する際には干渉しないように注意が必要だ。まずはイケス回りで釣り開始。7時35分前後だった。私は一発大物を欲張って、最初から養殖ウグイを針に掛けてマゴチ仕掛けを投入。その後、シロギス仕掛けのコンパクトロッドに仕掛けをセット。軽く15m前後投げてアタリを待つスタイルに。

 

マゴチ狙いの竿が気になってどうにも落ち着かない。痺れを切らせてとうとうアンカーを引き上げて流し釣りを敢行。ポイントを広く探れる代わりにイケス周辺のロープに仕掛けが絡まないように投入距離を計る。水深は最初7m前後だったが、徐々に深くなりイケスが遠ざかると13m前後まで深くなり、緑色の沖灯台近くまで流された。この周囲は半径100mが釣り禁止エリア。すぐに漕ぎ戻り再度流し釣りを繰り返す。

 

するとシロギス仕掛けに当たりが出初めて、ググンと穂先の軟らかいパックロッドが小気味良くお辞儀を繰り返す。良型ではなかったが、本命シロギスをキャッチして胸を撫で下ろす。付け餌はアオイソメ。ジャリメよりも安価でヌメリも少ない。餌付けがしやすく手返しの良さという点で個人的に気に入っている。ハリスは1号、長さは80cmまでの仕掛けがオススメ。当日は朝から着岸まで下げ潮が効いているはず。しかも、流し釣りなら誘いを入れなくても勝手に仕掛けが潮に流されて適度に浮いてくれる。これが誘いになって食い気のあるシロギスが食い付くという安直な寸法だ。

 

ただ、潮流と風がやや強い日には難しい。ボートが流される速度が早いと魚の喰う暇が減る。できれば自作のパシュートアンカーを持参したいところ。当日の潮と風は早くも強くもなかったので必要を感じなかったが、今後の課題ともいえる。

 

その後、渡辺さんはカレイ仕掛けの針を1本に減らして見事ヒラメを養殖ウグイで釣り上げた。全長こそ34cmだったというが、ハリス2号1m程度のカレイ仕掛けで釣り上げるとはお見事。相方の齊藤さんは高級ゲストのマハタを釣り上げていた。これも養殖ウグイに食い付いたという。彼は本命シロギスも10匹、メゴチ8匹に良型キュウセンベラを3匹も釣っていた。

 

私はノーアンカーでの流し釣りの時間が長かったためかメゴチは2匹だけ。他はカミツキハゼと言われるイトヒキハゼを6匹程度イケス回りで釣っている。このハゼは生命力があり、活きエサの泳がせ釣りには最適。過去にこのカミツキハゼでマゴチを釣っているのだ。メゴチが釣れなくても期待できる、と思ったが時間はすでに午後1時10分。南風が吹いてきてアンカーを投入したため探れる範囲は激減。結果的にマゴチらしきアタリは1回のみ。食い込みアタリを待ちすぎて餌だけとられてジ・エンド。トホホ。

 

午後2時に着岸しなければならないためギリギリまで粘ったが端物狙いは次回の楽しみに終わった。それでも昨年より早めにボートのシロギス釣りを実行したが、悪くはしなかった。午前10時過ぎから11時前後まではシロギスからのアタリも頻繁でとても楽しめた。

 

参考までに今回の釣行費用はボート代が2人乗り1艇3900円が2艇で7800円。3人で割ると一人2600円。これに養殖ウグイが一人4匹で600円。各自持参のイソメ類を加えると一人4000円以下という計算になる。ボート釣りはリーズナブルでエコノミーである。氷代がプラスされるが、自宅から持参すれば無料。佐島近くの鮮魚店が開いていればバラ氷を100円程度で売ってくれる。

 

次回はマゴチとヒラメを真剣に釣ろうと本気で考えている。夏場になればハゼを活きエサにしても釣果は充分期待できる。6月下旬の釣行が楽しみである。参考までに当日の水深8m下でのに海水温度は18度であった。

 





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