油壺横堀海岸ボート メバル五目釣り

 

2020年のGWはどこも営業自粛で開店している店鋪自体が少ない。4月29日の祝日に久しぶりに油壺釣船組合=貸しボート油壺に電話を入れてみるとなんと店主が出てくれた。話を聞くと5月1日から6日まで臨時休業にするという。

 

だが、「明日30日なら営業してますよ」というので早速予約をしてから天気予報を確認すると、運良く北風微風の凪。昼過ぎから少し南風が吹くが、小網代湾の中なら問題はないはず。北は初声の丘陵地帯で風を遮られ、南側はシーボニアマリーナと4棟の高層マンションで風をブロックしてくれる。これなら活き藻エビを使ったメバル釣りが楽しめるだろうと考えて早速地元の上州屋で1匹22円の藻エビを30匹購入した。酸素供給のブクをセットして持ち帰り、車内で放置。乾電池2個(単一)のスイッチを入れたまま翌朝の現地まで無事に持ち込めた。

 

貸しボート油壺の漕ぎ出し時間は朝7時30分からと決められている。のんびりと自宅を出て、30分前には現地に到着したのだが、驚いたことに県営駐車場(1日500円)はすべて閉鎖していた。開いていたのは民間の駐車場だけ。料金は1日1000円だが、そこしか開いていないので仕方なく止めることに。

 

早々に支度を済ませて坂道を約9年ぶりに下ったのだが、あまりに急な坂道で驚いた。まだ9年前は50代前半だったから苦痛に感じなかったのだろう。キャリーカートにクーラーBOXとタックルバッグを載せて縛り付けて急坂を降りて行った。昔はここまで急に感じなかったのだが、歳を取ると帰りの急勾配が不安になるもの。

 

定刻の午前7時には漕ぎ出すことができた。当日は先客も数組あり、店主も忙しそう。微風ベタ凪の中を湾奥へと漕ぐこと約15分。目印となる赤い屋根の小屋を探しつつ、到着する。すると、緑の木々からウグイスのさえずりが聞こえるではないか。長閑で風光明媚なロケーションにテンションも上がる。水深約7m前後の岩礁帯と海藻根の中にメバルの棲み家があると某釣り専門誌の情報を信じてアンカーを入れた。

 

ハリス1.25号の3本針のエビメバル用の市販仕掛けに活き藻エビを刺して投入するが、アタリは遠い。底から50cmほど上げてアタリを待てど魚からの反応は1時間経っても何もない。痺れを切らしてシロギス&カレイ用の仕掛けを20mほどチョイ投げしてアタリを待つ。

 

すると強い引き込みで食い付いてきたのはキュウセンベラのオス。緑色が鮮やかな流線型の定番ゲストだが、ベラの中では一番美味しいと言われている。オレンジ色のあおいそめをたっぷりと針に刺してチョイ投げを続けていると、今度は置竿にしていた2.1mの振出式パックロッドの竿尻が突然浮き上がり、強烈な突っ込みが訪れた。グイグイと穂先を曲げて海面浮いたのは茶色のササノハベラ。尾びれはちぎれ放題の太い魚体にビックリ。まるでカサゴのようなベラに見えたからだ。

 

その後は20cm弱のチャリコがシロギス仕掛けに掛かってきた。元気よく突っ込む引き味はさすがはマダイの幼魚といった気持ちの良い釣趣が体感できた。だが、相変わらずメバルからのアタリはない。釣れたのはショウサイフグらしきフグ1匹だけ。

 

まだ藻エビは数匹残っていたが、風もなく船の航行もほとんどなかったので対岸のシーボニアマリーナの岸壁まで漕いでノーアンカーの流し釣りを敢行。それでも2本のシロギス仕掛けに何も掛かってこないのだ。水温計で海水温を計ると17度あった。この水温ならシロギスが釣れても可笑しくないはず。今年はまだ浅い小網代湾内にシロギスが回遊してきていないということだろうか。

結局、午後2時40分まで粘ったが、結局昼過ぎから釣れた魚は皆無。少し南風が吹いていたが、午後3時3分前には着岸できた。凪の海で一人魚と戯れる時間を過ご過ごすことができたのは幸運だったが、もう少しアタリが欲しいと感じた。

 

ゲストばかりだったが、一番旨く感じたのは2日間チルド室で寝かせたササノハベラの煮付けだった。キュウセンは捌いてからすぐに食べたのが大失敗。一晩キッチンペーパーに包んで水気を抜き取る手間を惜しんだのが原因。水分の多いベラのためできれば2日間ほど寝かせたらきっと旨かったに違いない。

 

最後に今回の釣行費用はボート代が3500円(5月1日以降は4000円)、駐車場代が1000円、これにエサ代が合計1660円(アオイソメ2パックで1000円、藻エビが30匹で660円)。合計6160円だった。

 





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