葉山長者ガ崎オオモリボート カワハギ釣り

 

毎年12月に入るとボート釣りが難しくなる。冬の季節風が出航を阻む日か多くなるからだ。相模湾は北風に強いといってもボート釣りでは凪になる日が少ない。今回も予定日を1日ズラしての釣行となった。釣部後輩のOB、斉藤さんと渡邉さんを連れ立って12月5日木曜日に葉山の長者ガ崎のオオモリボートからカワハギ狙いで出航した。

 

当日もボート店では「当日の朝6時30分には出航を決定します」という。ヤフーの天気予報では風速は北風から南寄りの2m前後。普通ならベタ凪に近いはず。だが、季節風は甘くない。朝のうちはやや北西風が少し吹いていてどうなるのか不安があったが、オオモリボート(☎090-1776-6586」に電話を入れてみると「今日は出れますよ。出港時間は7時30分からですから」という。

 

船橋から遠路はるばるクルマを飛ばして来てくれて斉藤さんと顔を合せて出航可能の話をしてひと安心。細かい話で恐縮だが、ここの駐車場は平日の場合は300円だが、土日祝日はなんと1500円と高額になる。

 

準備を整えて横浜から到着の渡邉さんと合流し、2艇に分かれて出航。だが、オオモリボートの人気の秘密は行きと帰りの両方で曳航サービスがあること。ポイントまで引っ張ってくれるのだ。カワハギ狙いなら根廻りの好ポイントまで引っ張ってくれるのだから体力的にはとても助かる。釣りに集中できるからだ。曳航する時には他のボートも連なって行くが、ポイントでロープを外して、そこからは思い思いのポイントに少しだけ漕ぐだけ。

 

当日は凪のため漕ぎ易く、時間にして5分足らずで釣りを開始できた。時計の針はまだ8時前。タックルの準備をしつつ、エサの冷凍アサリに「アミノソルト」など締め剤を振りかけて定番の3本針に餌を付ける。私は自分好みのハゲハリ4.5号を選択。オモリは自前で白く塗った球形オモリ25号を使用した。

 

最初のポイントは水深15m前後。岩礁帯と海藻帯が入り交じる典型的な根廻りだ。釣り開始から2投目で運良く本命カワハギをキャッチ。釣り方は得意に数回軽くタタいてから2秒ほど弛ませる誘い方。これで上手く1匹目を釣ることができた。全長19cmの中型サイズ。幸先の良いスタートの時は案外後が続かないことが多い。この日もそうなってしまった。

 

だが、餌のアサリは適度に消耗し活性は低くなさそうだった。定番ゲストはトラギスが多かった。サイズは12cm前後だから小型だが、アタリがあるのは楽しいもの。その後2匹目をキャッチしてやっと落ち着いてきた。天気も晴れ間が見えて朝のうち吹いていた北風も弱くなり、海上はベタ凪に近くなった。それでも本命からのアタリは遠く、ミニサイズのベラやキタマクラも増えて餌の消耗が激しくなってきた。

 

当日の潮回りは小潮。午前中は上げ潮で昼近くで満潮になり、その後下げ潮に転じる。昼前にはアタリが遠くなり、痺れを切らして転々と移動を繰り返す。そろそろ潮止まりから下げ潮に変わっただろうと思い、水深18mで再開したが、なんとキタマクラの猛攻に遭う。仕掛けを投入してタタキを10回以上入れても、1分足らずですべての餌が消える。犯人はやっぱりミニキタマクラだった。針を切るのはフグかこのキタマクラだから腹が立つ。ハリスと針に加えて餌のアサリもすぐになくなる。

 

ポイントを移動してもカワハギの個体よりキタマクラとフグの数に圧倒されて釣りにならない。午後2時10分には帰りの曳航サーピスを考えて竿を畳むことにした。悔しいが、これもポート釣りの宿命だ。結果はリリース1匹を含めて4匹だけ。しかも、20cmオーバーの良型は釣れなかった。12月にワッペンサイズが増えるとは思いもよらなかった。

 

同行してくれた斉藤さんもワッペンが2匹。それ以外は全長30cm近いヒガンフグを手にしていた。ただし、素人の調理は絶対に御法度である。専門店に持ち込みましょう。彼の素晴らしいとのはゲストに釣れたトラギスやベラ類をすべて持ち帰り、調理して食すこと。トラギスは天ぷらに。ベラ類は練り物にしてさつま揚げにしたというから立派である。渡邉さんもゲストを美味しく食べたという。海の恵みを美味しく頂くということは釣り人にとっては大切なことだと思う。それを実践してくれるのが何より嬉しい。

 

私は19cmのカワハギは当日肝和えの刺し身で食べた。いつもながらの絶品に酒が進んだ。残りの1匹はナベにして翌晩に食べた。今年のカワハギき不思議と肝が膨らんでいる個体とそうでもない個体に2区分されるようで、釣っても肝が小さいタイプもあるので要注意。といっても、釣り上げてみなければ分からない。自分でポイントを決めてアンカーを下ろして探り釣りをするポート釣りは、貧果の日でもなぜか満足感がある。凪の日を選んで楽しもう。

 

今回の釣行費用は、3人で5000円の2人乗り用と4000円の一人乗り用、これに1台300円の駐車場代。割勘で一人の出費は3300円だった。エサ代は別途。私はマルキューのくわせ生アサリを2パック使用。今年のボートカワハギはこれで終了。教訓として、良型は9〜10月が勝負ということが分かった。

 




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