金田湾つりの浜浦 ボートカワハギ釣り

 

照りつけるような日射しが少しだけ和らいだ9月27日金曜日、晴れ模様と北風微風の予報を期待してボート釣りを敢行した。同行してくれたのは大学釣り部時代の後輩、斉藤さん(船橋市在住)。年齢に大差はないのだが、一応「さん」付けで。場所は金田湾。狙いはこの時期なら鉄板の良型カワハギしかないだろう。

 

前日夕方4時に「つりの浜浦」に電話を入れると、女将さんは「北東の風なので微妙なんですけど今日ほどは吹かないと思いますから」ということで早朝5時に起床して現地へクルマを走らせる。途中で保険の意味で冷凍アミコマセを1kg購入して現地に向う。カワハギつりにコマセは不要だろうと思うが、この時期は群れが散らばっているためコマセで一点に集めようと言う小賢しい発想でサビキアジの仕掛けも垂らしてみようと考えた。

 

午前7時少し前に2艘のボートを曳航してもらった。前のボートも当然カワハギ狙い。ポイントまで店主が操船する船外機ボートでポイントまで引っ張ってもらえるのは有り難い。しかも、料金内である。金田港から城ヶ島よりの雨ヶ崎方面だ。女将さん曰く「9月に入ってから悪天候でここ3週間はボートが出せていないてので今日が今月のカワハギ初つりのようなものです」と不安とも期待とも思わせる発言に気合いが入る。この時期なら25cmオーバーの良型がバリバリと喰うことで知られるエリア。数ではなく型で勝負である。

 

だが、釣り開始から1時間経っても、アタリもなくゲストのベラやフグ類も釣れない。やっと釣れたのは9時35分、私の竿にカワハギが運良く掛かってくれた。型は23cm前後と良型でホッとひと安心だが、そのあとが続かない。完全な喰い渋りの印象。斉藤さんの竿にもアタリが皆無。やっと針掛かりしたのはサバフグでガックリ。20日間、ボートを出せいてないということは釣り人のアサリも食べていないのだからもっと高活性でも良いはずなのに。自然界は難しいのだ。

 

私は痺れを切らして「冷凍アミコマセが融け始めたのでサビキ仕掛けを投入して雑魚を寄せて、これでカワハギも寄せていこう」とサビキ仕掛けを投入。私はサバ皮とハゲ皮のミックス。斉藤さんは得意の夜光スキンで挑戦だ。コマセに反応してくれればカワハギも近寄ってくるはず、と甘い期待がくだかれたのは1時間後。普通の潮ならゲストのネンブツダイやベラ類が喰ってくるはず。なにも針に掛からないのはいったいどうしたことか。

 

当日の潮は大潮初日。午前9時50分頃に干潮で夕方4時30分頃に満潮になる。天候は徐々に北東風が弱まり、10時30分にはほぼベタ凪に。そこで考えたのがノーアンカーの流しつり。この時期のカワハギは群れを作らず少数で遊泳する習性がある。ということは流し釣りで広範囲を探ってみようと言う結論に達した。

 

斉藤さんもアタリが皆無ならその方法で幅広く探ることに賛成してもらって、アンカーを上げて広く探ってみたのだが、この作戦も不発。大潮のため風が微風でも流される速度は速い。なんども漕ぎ戻って違うコースで流してみてもアタリは皆無。ボート釣り歴20年以上の中で、ここまでアタリがなく、ゲストもフグだけというのはめったにない。不思議な日に遭遇したと思った。

 

ところが、午後1時を回ってから再度アンカーを投入して掛かり釣りを始めた途端に「アタリがあるよ、クンクン、感じるよ」と斉藤さんからの弾むような声が続いた。針に刺したアサリが3本ともスッカリ空に。これはカワハギの仕業に違いない。微細なアタリを捉えて掛けた久しぶりの魚は雄のキュウセン。だが、その直後に「キタキタ、これはカワハギでしょ」と嬉しそうに海面に浮かせたのは20cmオーバーの本命。これまでの苦労が報われた感じ。私の誘い方は10回程度竿先にタタキを入れて、一瞬仕掛けのテンションを抜き、1秒後に軽く聞き合わせるスタイル。これで5匹を釣り上げた。

 

その後、私の竿にもガガガッという良型カワハギのアタリが出て、気持ちの良い1匹を釣り上げた。続いた斉藤の竿に強烈な突っ込みで針に掛かったのが当日最大と思われる30cm近いビッグサイズ。タモ網に入れるまでに竿先を2回ほどのされて苦労して取り込んだ大型だ。いままでの喰い渋りはいったいなんだったのか。不思議瀬でならない。前述した通りは、潮は上げ潮に変わっている。満潮の約3時間前だ。一気に高活性に変わったのはどうしてなのか。まったく理解できない。しかしその時間も1時間足らずで終了。

 

着岸時間も考えて午後2時15分には後片付けに掛かり、10分後には岸に向けて漕ぎ出した。約20分掛けてボート乗り場の海岸に着岸できた。帰りも風が弱く漕ぎ進めるには最適な風であった。なお、当日の8m下の海水温は23度。

 

最終の釣果は私がなんとか6匹、斉藤さんが本命3匹に加えて美味なキュウセンを1匹ゲストに加えた。結果オーライとはいえ、午前中の超喰い渋りはいったいどうしたことか。サビキ仕掛けににはとうとう何も掛からずに終わった。

 

今回の釣行費用は2人乗りボート4100円、ボート店の氷代1袋100円、冷凍アミコマセ360円。私の支払い分は2560円だった。平日のボート釣りは経済的にも助かる。駐車場代は無料。ただ土日祝日は1艘2台目から追加1台500円とか。
 




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