葉山一色海岸山田ボート シロギス五目釣り

 

ボート釣りは風が難敵である。最も波静かになる梅雨時だが、南西風に弱い相模湾でのんびりとボート釣りを楽しむには空模様より風模様が重要だ。「この日しかない」という絶好の凪日和が訪れたのは6月25日火曜日。前日に葉山御用邸前にある山田ボート店(☎080-1301-9185)に電話を入れると「シロギス狙いだったら釣れないから辞めた方がいいですよ。昨年よりは少し良くなりましたけど」と素っ気ない返事。それでもどうしても6月末までの平日に釣りたかったのには他にも理由がある。葉山公園の駐車場が6月末までの平日なら無料で借りられるからだ。7月に入ると一気に1000円+税となり、土日にいたってはなんと2000円+税となる。それが無料なのだから行くしかない。

 

ボート釣りは予約を入れておけば時間は緩い。大体の到着予定時刻をボート店主に前日に伝えておけばOK。しかも、葉山公園駐車場の門が開くのは通常午前8時。だが、私が到着した午前7時20分には開いていた。定刻より早く開けてくれることが多いのは嬉しい。腰越港前の吉野家で朝定食を食べ、用を足してゆっくり走ってもこの時間だ。途中で葉山釣具センターに立ち寄り養殖ウグイのギンパクを5匹購入。1匹200円+税は少し高いが、一発大物のマゴチかヒラメも期待しての生き餌だから仕方ない。因に上州屋藤沢店では1匹150円+税。

 

葉山公園から砂浜海岸を歩いて一色海岸へ到着すると、すでにボート店主は一人乗り用のボート(レンタル代は1日2700円)を浜辺に出していた。すでに時間は8時15分前。出航準備OKの写真撮影をしてから早々に漕ぎ出した。着岸は午後3時。波風はほとんどない。空は曇天で少し陽が射していた。一色堤防の少し沖側でタックルの準備をする。すると風向きが北東方向のため少し芝崎埋立地方向に流されるのが分かった。水深は8m前後から釣り開始。砂地帯のはずだが、根が近くにあるのかベラやキタマクラ、珍魚クロイシモチといった根廻りのゲストが釣れてポイントを移動することに。

 

とはいえ、ノーアンカーの流し釣りのため投入している仕掛けを回収すればすぐに漕ぎ出すことができる。芝崎方向へ少し漕いで釣り再開。水深は深くなっても10m以下と浅い。砂地帯に入ると、メゴチに続いて本命シロギスも釣れてきた。やっと釣れたのは9時を優に過ぎていた。ボート店主の言葉が脳裏をかすめる。釣れないと言われたシロギスをどこまで釣れるのか。シロギス狙いの竿を2本出して、なんとか数を稼ぎたかった。

 

その1本はネットで購入したオルルド釣具のトラルド180。振出式パックロッドだが、20号の重たい仕掛けを投入する際に根本近くで破損し、それを補修しての再披露。穂先がとても柔軟で典型的なアジング等のルアーロッドだ。それだけにオモリ負荷には神経を使いたい。今回は10号オモリでシロギスを釣ったが、軽いキャストでも不安はなく小気味良いボート釣りを満喫できた。穂先が軟らかいため食い込みが良い感じだ。

 

実釣に話を戻そう。銀パクを泳がせ釣る竿は早めに投入したが、アタリがないまま時間が過ぎる。釣り方はハリス5号1.5mマゴチ仕掛けを投入して底上げ1mでアタリを待つだけ。接続する鋳込み天秤は15号。ただしマメに底立ちを取り直すことが大切。ボートが流されているため2分に1回は底立ちを取り直した。それが良かったのか、午前10時頃に穂先がグングン、グイ〜と入ったので少し速いがアワセてみたが、案の定早かった。リールを巻くとテンションが抜けて軽くなってしまった。早合わせは絶対に禁物ということを知っていたつもりだが、穂先が海面近くで上下に大きくお辞儀をしたら慌ててしまう。


残念だが、その後はアタリもなく、5匹の銀パクもなくなりメゴチに交換したが、最後までマゴチとヒラメは不発に終わった。

当日の潮は小潮2日目。午前9時26分に満潮を迎え、その後潮止まりがあって午後4時頃に干潮になる。泳がせ仕掛けにアタリが出たのは潮が変わってからの一瞬だったようだ。天気もその頃から晴天に変わり、快適な陽気に。暑さも適度で風が南寄りに変わってきたのが昼前頃。南南東に変わった。ボートの流され方が変わるのですぐに気付く。少し波だってきたが、危険性は感じられなかった。

 

アタリが頻繁出始めたのが午前11時過ぎころから。ダブルでシロギスが釣れることも多くなり、メゴチとのダブルを含めると午後1時頃までが大変忙しい時間帯だった。小メゴチは泳がせ釣り用に活き餌としてキープ。水バケツに入れて活かして使った。その際、酸素ポンプのブクを準備しておくこと。水の入れ替えが頻繁にできなければ酸素ポンブが生命力を維持してくれる。

午後2時40分、最後まで粘ったが、午後3時の着岸のため帰り支度をしてから海岸まで漕ぎ戻った。着岸前には必ず店主に帰りの報告をすること。着岸の際にボートのアシストをしてくれるからだ。ボートを降りる際に転倒する事故を過去に経験しているので、波が静かでもボートを降りる時には要注意だ。

 

釣果はシロギス22匹、カサゴ1匹、メゴチ多数(持ち帰ったのは7匹のみ)であった。残念だったのはシロギスの型がこぶりが多かったこと。小さいのは全長12cm足らず。大きくても19cm止まりだったから心残りだ。また、食い込みが浅く針が飲み込まれる数は少なかった。海底の水温は21度だった。シロギス用に使った虫エサはアオイソメのみ。

 

最後に今回のボート釣りに使った経費について。ボート代は2700円、銀パクが1080円、アオイソメが500円、氷代が250円。合計すると4530円。駐車場が無料で助かった。

 




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