京急大津港小川丸 午前ビシアジ釣り

 

釣り部後輩の栗原君から「令和になってからまだ美味しいアジを食べていないので釣りたい」というリクエストに応えて6月12日火曜日に京急大津港の小川丸に足を運んだ。サクッと午前船で勝負を掛けようということで午前6時15分に到着。平日だというのにここ数日かなり好釣果ということもあって片舷7人で両舷14人の大盛況。天候も良く、曇天予報だったが、風も弱く9時過ぎには薄日が射す絶好の釣り日和になってくれた。

 

左舷胴の間に栗原君と並んで座り、支度に取りかかる。出船は午前7時15分。ほぼ定刻通りに港を離れるとものの7分程度で最初の大津港沖に到着し、船長から「はい、どうぞ。水深は53m前後」と釣り開始の合図が告げられた。当宿のタックルは通常のビシアジ釣り用。130号ビシに片天秤を使った一般的なアジ釣りだ。付け餌は赤タンのみ。中には濁り潮対策としてアオイソメを個別に購入する人もいるが、当日はまったく不要だった。

 

当日の潮は長潮で7時30分頃に干潮になり、その後は上げ潮になる。そのためか潮が緩く、釣りはし易い。ビシがトモ方向へ流される感じはごく少ない。指示ダナはいつも通りに底から3m。私は1mごとにイワシミンチのコマセを振りつつ、3mで待つスタイル。潮が速ければ2回のコマセ撒きだが、当日は潮が緩いため3回に分けて振り出すことにした。

 

すると開始からすぐにアタリが出るではないか。これはイイ感じだ。強い引き込みはないが確実にアジ特有のククク、というアタリが出て3〜5mほど手巻きで巻くと海面顔を出したのは目測23cm前後のアジ。ゆっくりと手巻きで巻くのは追い食いを期待してのこと。最初は1匹ずつだったが、14人でコマセを巻くとアジの活性は次第に高まり、食い気も活発に。

 

すると1時間も経たないうちにダブル掛けが多発。気持ちの良いビシアジ釣りが続く。アジは釣れている時に数を釣らないと突然喰いが悪くなるときが多い。釣れている時間帯に手返しよく、数を釣ろうとすると腕の差が出る。私の左に座った横須賀市の狩野さんは凄いペースでアジを釣り上げている。手返しのスピードは凄まじいものがある。それは針に掛かったアジを素早く外す手かぎ棒のような針外しを巧みに使っている。手で魚隊を掴むことがほとんどない。アジ釣り歴だけでも20年とのこと。ベテランの域にあることは釣り方を見ていてもすぐに分かった。釣り上げるまでの航程に無駄がないのだ。

 

一方、電車釣行が多くなってしまった栗原君はどうしたか。なんと血抜きだけでなくアジの内蔵を除去してからクーラーBOXに仕舞っているのだ。少しでも帰りのクーラーBOXを軽くしたいという考え方は素晴らしい。家庭の生ゴミの指定曜日も考慮してのマメな行動に頭が下がる。

 

仕掛けについてもひと言。針数が2本と3本のものがあるが、片舷7人の場合にはオマツリ防止のことも考えて2本針が理想である。手前マツリも考えられるため船内の混雑状況を考えて2本針が結果的に効率的となることが多い。活性が高ければ3本針を使いたくなるのだが、欲張り過ぎずに地道にアジを取り込む方が得策という日もある。潮は緩いから3本針でもダブルの確率は高まるが2本針でダブルを狙った方が良い。また、良型サバが多い場合は3号ハリスを使うこと。針数は2本か1本でもいい。

 

当日、タモを使って取り込んでいる釣り人は左舷側にはほとんどいなかった。海面でバレてしまってもすぐにビシを投入すればアタリは最後まで続いていたからだ。午前11時15分に沖揚がり。トップは前述した狩野さんが97匹でダントツ。次頭は50匹台とか。半日のアジ釣りでここまで釣れれば満足感は高い。私も36匹に40cm級のサバを2匹釣り上げて大満足であった。

 

釣り上げたアジは刺し身にタタキ、最後の塩焼きは4日後の16日でも旨かったことを付記しておこう。ただし、前夜までに塩振りをしておくこと。大津沖のアジは絶品である。この時期、天候が凪ならサクっと午前船で数釣りを楽しんでみてはいかがだろう。

 




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