佐島漁港内 シロギスのチョイ投げ釣り
令和初の堤防釣りをチョイ投げで楽しもうと辿り着いたのは三浦半島相模湾側の佐島漁港である。当初の目的地は荒崎近くの荒井港を予定していたのだが、GW真っただ中の5月4日だけに案の定、横横道路の乗り降り口に近い通称林ロータリー付近で大渋滞。信号が3回変わっても1台程度しか進まないので、引き返すことに。そこで運良く行きついたのが佐島漁港。ここはなんと漁港内にマイカーを自由に乗り入れすることができるのだ。もちろん、漁協関係者が働いている時間帯や水揚げ場所は常識的にも釣りは控えたいところ。残念なのは港内にトイレがないこと。
到着したのが午前10時を過ぎていたので水揚げ場にはだれもいない。そこで試しにチョイ投げでシロギスでも狙ってみようと考えた。実はネットで昨年購入したオルルド釣具のトラルド180の実釣テストを兼ねていた。ボート釣りで1回は使っていたのだが、振出式のためパッド付近にひびが入って今後も使えるか否かを試したかった。2500円弱の安価なロッドだけにチューブラー構造が華奢な造りになっていたようだ。というのも、10号の軽いオモリを使って投げてみようとロッドを振った瞬間に手元からバキッと折れてしまったからだ。ヒビが入っていた部分から想定通り破損した。基本的にルアーロッドだけに荷重オーバーの仕掛けを投げる行為は無理があったということだろう。
仕方なく、車内に常備してある短い2本繋ぎのバスロッドでチョイ投げを再開。付け餌は上州屋佐島店で40gのアオイソメを288円(税別)で購入したもの。一般的に上州屋はグラム売りはしないと聞いていたが、GW中でもあり簡易的にグラム売りを特別に設定したのだろう。市販仕掛けもそこで購入したもの。10号オモリは持参。12cmの片天秤は3本入りで税別210円。
ポイントは港内の水揚げ場中央付近。ここは晩秋から初春にかけて稀に30cmオーバーのマコガレイが釣れる貴重な場所。とはいえ、5月初旬では期待できない。まぁ、シロギスが釣れれば運がイイだろうと軽く考えて投入を繰り返す。すると穂先にプルプルというシロギス特有のアタリがきて、本命のシロギスが釣れた。投入距離は約30m弱と近い。少しずつ仕掛けを引きずりながら誘いを掛けると、同じ箇所でまたもプルプルっと気持ちよい魚信があり、小型だが、2匹目もキャッチ。すると、20分足らずで3匹が釣れてしまった。アタリが弱くシロギスの感覚がほとんどなかったのだが、ミニサイズが顔を見せてくれた。針を飲み込んでいなかったので、すぐにリリース。大きくなったらまた釣れば良い。
午後2時からブロ野球のTV放送があるため交通渋滞を考えて早めに竿を畳んだ。正味2時間程度のチョイ投げだったが、ここ数年魚影が激減したというシロギスを佐島漁港で釣れたのだから今年のシロギスは大丈夫そうだ。相模湾に美味しくて楽しいシロギスが戻ってきてくれた。5〜6月のボート釣りで久しぶりにシロギス釣りを堪能してみるつもりだ。
- 2019.05.09 Thursday
- つりレポート
- 18:53
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- by うみつりネット