ジャパンフィッシングショー2019 in YOKOHAMA

 

1月18日〜20日、パシフィコ横浜で開催されたジャパンフィッシングショーに出掛けてきた。今年の新商品をジックリと見て歩きの取材である。興味関心のある新商品がどれだけあるのか、主力メーカーを中心に各ブースを回ってきた。毎年開催される同ショーでは、初日のプレスデーに行くのだが、午前中のスタートが出遅れてしまい、みなとみらい駅から徒歩で数分のパシフィコ横浜に到着したのが午後12時を回っていた。午後1時からは業界関係者や一般客も入場するため、混雑が予想された。

 

そこで足早にシマノ、ダイワ、がまかつ等の主力メーカーの新商品をビデオ撮影を優先した。話を聞いたのは各ブースの担当者が中心だったが、中には「今年の新商品は特にないんですよ」というがまかつが印象的だ。それでも対応してくれた三石忍さんと思しき女性に積極的なアプローチを受け、昨年開発して発売したロッドを持って竿先を曲げてもらったのだが、それが驚異的な円弧を描き、脇に抱えた竿尻を思わず下向きに下げたくなるほどの曲がり方に感動を覚えたほど。新製品が今年なくても昨年のシーファングを売り続けるだけで充分だろうと考えさせられた。売れて在庫が足りないという嬉しい悲鳴もあるとか。ヒラメ、タチウオは特にその傾向が強いという。完成度の高いロッドが売れている「余裕」を感じたのは私だけではないだろう。

 

シマノでは、人気のリールを見てきた。新商品の目玉はセルテートの2500番、3000番、4000番だという。特徴を担当者に聞くと「アルミダイキャストをボディに採用することで、軽量化と剛性を格段に向上させました。剛性という点ではステラよりも上だと確信しています」と自信たっぷり。発売は4月頃というから今から楽しみである。

 

ダイワも電動リールに新しい仲間が加わった。プレイズ600だ。担当者の話では、これまで道糸がPE2号200mしか巻けなかったため、少しボリュームを持たせたプレイズ600を発売して2号300mまで巻けるようにしましたという。最近の多彩な機能もフル搭載のようだが、個人的には使いこなせる釣り人がどれだけいるのか疑問感じるほどの多機能ぶりだ。ブースの担当者も「最近はこのショーでお客さまから各機能の具体的な使い方を聞かれるんですよ。取説もかなり分厚くなっているので読み込まれる人も少ないのかもしれません」と苦笑いする場面も。

 

さて、アイデア商品という点では第一精工のマルチパーツケースが注目。決して画期的というほどではないが、誰もが使ったことのあるサルカンやガン玉などを収納する円形の細かい部品入れケース。取り出しにくいことが多く、指で簡単に取り出しやすくするために底部分の端にR形状をつけた。これだけでとても取り出し易くなっている。気付いているメーカーもあるのだろうが、ちょっとしたひと工夫でこんなに使い易くなる商品もあるのだ。価格は350円とやや高価だが、実際の釣り場ですぐに取り出せるようになるなら安い買い物だろう。

 

仕掛けメーカーとして知名度の高いヤマシタでは、一昨年から相模湾で釣れ盛ったカタクチイワシを付け餌にしたライトヒラメの仕掛けが魅力的。簡潔に言えば、イワシメバルの仕掛けの幹糸とハリスを太くしたものと考えれば良いと担当者は言う。ただ、開発するまでに約2年の歳月を費やしたとのこと。針の型を伊勢尼にして、サイズを8〜10号に決めている。この仕掛けはすでに大手釣具店では発売中。相模湾にカタクチイワシが供給されるであろう4月頃には今年もライトヒラメの人気が高まると予想している。だが、2月初旬からスタートするイワシメバル釣りにはイワシを確保できる船宿は少ないだろうと考えている。釣りの期間が短いという点では、相模湾のライトヒラメも同様だ。

 

最後に、ボートフィッシングの分野では、今年もカヤックフィッシングが注目を集めていた。中でも足漕ぎのカヤックは人気が高く、逗子海岸にあるマリンBOX100では、予約レンタルができるとか。当日の会場では足漕ぎを実際に体験できるカヤックが展示されていた。来年はもしかすると実際に臨港パーク辺りで体験試乗ができるかもしれない。

 

参考までに、ジャパンフィッシングショー広報事務局によれば、開催3日間の入場者数は4万1758人だったという。この入場者数は昨年の100.6%アップとのこと。3日間とも天気が良かっただけにもう少し盛り上がって欲しいものである。

 




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