鴨居大室港五郎丸 午後ビシアジ釣り

 

海水温が下がり寒くなると脂が乗り、美味しくなる魚は多い。中でも東京湾のアジは絶品の魚になることは釣り人なら知っている人は多いはず。ここ数回は投げ釣りなどでボウズを喰らい、晩酌のツマミが確保できなかった。そんな悔しい思いもあって鉄板のビシアジ釣りに出掛けたのが12月9日の日曜日。食い渋りのタチウオよりお土産がほぼ確実な観音崎沖のアジに的を絞った。

 

だが、鴨居大室港の五郎丸ではアジは午後船しか出していないという。仕方なくのんびりと午後1時出船のアジ船に乗り込んだ。帰港時間は夕方5時だからもう真っ暗になることは覚悟の上。それでも美味しいアジがそこそこ釣れればヨシとしよう。実はもうひとつ試したかったのがヤフオクで落札したシマノの小型電動リール、電動丸600の調子を確認したかったからでもある。これが最悪の結果になるとはその時は全くわからなかった。

 

私を含めて7人の釣り人を乗せて定刻に港を離れたビシアジ船は航程約15分で観音崎のポイントに到着し、船長は魚探で群れを確認し5分後に釣り開始の合図が出た。「水深65mです。ハイどうぞ」のアナウンスで130号のビシが一斉に投入された。とろこが、私の電動リールのデジタルカウンターが可笑しい。ピッピッと鳴って数字が点滅して、巻き上げることができないのだ。電源コードを船の取り付けにセットした時点では何も異常はなかったのにいざ、釣りを始めようとした途端に不具合が発生。レバーを巻き上げ状態に回しても無反応。船長から別の電源コードを借りて再度試したがダメ。電源の取り付け箇所を隣に変更しても異常は変わらない。どうやらリール本体に問題がありそう。

 

助かったのは常連さんが持参していた新品の電動リールをコードごとお借りすることができた事。これでなんとか釣りができる事に。お名前を聞けなかったが、その節は有り難うございました。20分程度のロスタイムはあったが、リールを交換する事でなんとか釣りができるようになってひと安心。中古の電動リールはこれまで何ども購入してきたが、どうやらリール本体に不具合がありそう。機械ものはネットではなく実物を確認して購入した方が良いと痛感した。安モノ買いの銭失いってことでしょう。トホホ。

 

さて、実釣の方はビシを水深66mに着底させてから底上げ2mでコマセを振ると、10秒も経たずにアジ特有のククッククッという小気味良い引きが手に伝わり、3mほど手巻きで巻き上げてからアタリを再確認して電動リールのスイッチを入れる。巻き上げの数値は17〜18にセット。海面近くの16m前後になるとロッドキーパーに固定してからビシをコマセ桶の中に入れて、ハリスを手繰る。すると、25cmサイズの食べ頃のアジがダブルで掛かっていた。無事に取り込み、足元のバケツに投入。

 

コマセを詰め直して再度ビシを投入し、底上げ1mでコマセを1回振り、再度1m巻き上げてアタリを待つと5秒足らずでグググっ今度は重量感のある強い突っ込みが竿先にも伝わり、欲を出して数秒間の追い食いを待つ。すると、6対4調子の柔軟な竿が大きく弧を描き、手巻きで3m巻く時にもグイグイと刺激的な強引が手に伝わり、良型を予感させる。海面に浮かんだのは目測35cm級と25cm前後のダブル。慌てずに針の掛かりどころを確認して、エイッと抜き上げてしまった。運良く2匹とも船内に取り込む事ができた。タモ網を使うのは針が網に掛かり、手返しが悪くなるので、基本的に食い渋りの日でない限り抜き上げることにしている。正直に言えば無精者ということだ。

 

そんな好調な食いが40分以上続き、足元の桶には良型を中心に10匹前後が泳ぎ回る。桶の底が見えなくなる頃にはいつも血抜きをする事にしているのだが、今日に限ってナイフを忘れてしまった。エラを切る程度ならハサミでもできたのだが、仕掛けを投入してコマセを振りアタリを待つとすぐにグググっと食い込みが良いので血抜きの時間がない。釣れている時間に釣っておかないとという気持ちがそうさせるのである。

 

久しぶりに活性の高いビシアジ釣りを満喫できた。これも常連さんにお借りすることができた電動リールがあったればこそ。感謝感謝!である。最大サイズは37cmもあり、最少サイズでも22cm。30cmオーバーが多く、クーラーBOXは久しぶりにズッシリ。私の釣果は26匹で大満足。だが、船中トップはなんと51匹とか。驚きである。

 

午後6時30分頃に自宅に戻り、当日は4匹を刺し身とタタキで食したが、プリップリッの触感と歯応えが溜まらない。翌日の味は旨味が滲み出てこれも絶品のツマミとして酒が進んでしまった。塩焼きは5日、6日経ってから食べだが、旨味が凝縮されて、箸が止まらない状態が続いた。潮加減は好みだが、食べる前日にはキッチリと全体に粗塩を振りかけておく事。水分が出るためキッチンペーパーで吸い取らせる工夫も忘れない事。最近ではビシアジ釣りは年に数回程度しかいかなくなってしまったが、観音崎、走水沖のアジは鉄板の旨さを保証する。年末の納竿釣行にもオススメである。

 




この記事のトラックバックURL
トラックバック

カレンダー

S M T W T F S
    123
45678910
11121314151617
18192021222324
25262728293031
<< August 2019 >>

うみつりネット facebook

更新情報:Twitter

YouTube チャンネル

新着記事タイトル

カテゴリー

月別記事

うみつりネット・おすすめ商品

 (JUGEMレビュー »)

釣り専門出版社の地球丸から5月下旬かに発売された「関東周辺防波堤釣り場ガイド」は北は茨城県大津港から南は静岡県静浦港まで全53港の釣れる絶好ポイントを網羅しました。港の足下の水深から各ポイントの海底状況はもちろん、駐車場、トイレ、最寄りの釣具店など最新情報を盛り込んで制作しました。巻頭カラーページではアオリイカやイナダ、クロダイなど人気魚種の釣り方解説や仕掛け情報も掲載しました。総ページ数144で本体価格1500円+税です。各港のカコミ記事にはグルメ情報や釣具店情報も入れました。うみつりネットの筆者自身が足で取材した渾身の自信作です。できれば書店で手に取ってご覧下さい。

うみつりネット・おすすめ商品

うみつりネット・おすすめ商品

海釣り最強バイブル 4 熱釣!根魚塾 (メディアボーイMOOK 海釣り最強バイブル 4)
海釣り最強バイブル 4 熱釣!根魚塾 (メディアボーイMOOK 海釣り最強バイブル 4) (JUGEMレビュー »)

カサゴ、アイナメ、メバル、ソイなどの根魚は定着性が強く、移動する距離や範囲は少ないという。そんな根魚のポイント攻略法を徹底的にまとめあげたのが本書。消波ブロックや堤防際の隙間に身を潜める根魚をエサとルアーで根こそぎ釣りまくる戦術を詳細に伝授する渾身の力作である。関東周辺を調べ尽くした永久保存版だ。

リンク

著者プロフィール

ブログ内検索

その他

ケータイサイト

qrcode

powered

無料ブログ作成サービス JUGEM