片瀬漁港萬司郎丸 カツオ&キメジ釣り

 

台風25号が北海道オホーツク方面へ抜けていく予報を確認した10月7日、翌日8日には相模湾は凪ぎ模様になることを確認して、早速釣割の「前日割」をチェックすると地元片瀬漁港の萬司郎丸が7名をカツオ&キメジ釣りに申請していて、飛びついてネット予約を申し込んだ。8日は体育の日、3連休の最終日。混雑必至は覚悟の上だったが、9月下旬からカツオの釣果が爆釣状態になっていたため、悪くても2本程度は釣れるだろうと考えた。数年間、使っていなかった長大なクーラーBOXを掃除して、持ち込んだ。

 

午前6時に出船で1時間前に受け付けを済ますと、既に半分以上の席が埋まっていた。左舷の胴の間からややトモ寄りの釣り座を確保。両隣に挨拶をして支度に取りかかる。定刻に港を離れた1号船は城ヶ島方面へ走る。途中、2回ほどエンジンがスローになったが、再び速度を上げて群れを追い掛けて、とうとう1時間30分掛けて着いたのがなんと館山沖。洲崎周辺だった。ソナーでカツオの遊泳方向をキャッチして先回りして仕掛けの投入をするのが一般的。最初の投入は午前7時30分を回っていた。船長は「20〜30m」の指示ダナをアナウンスする。速攻で仕掛けを投入してハリス分3m深く沈めて20mでアタリを待つ。すると、私の竿にガガガっという強烈な突っ込みがあって、大きく竿を煽って電動リールをフルスピードで巻き上げる。水深は浅いが右往左往するカツオの走りに負けずにハリスを手繰り寄せる。右隣の五明さん(横浜市)がタモで掬ってくれて運良く1投目で2kg級をキャッチできた。

 

仕掛けはフロロハリス16号3mの市販仕掛け。針はヒラマサ14号。付け餌はオキアミの1匹掛け。いつもの付け方とは違い、Uの字になる丸掛けで装餌。タックルは大型電動リールに道糸PE8号800m巻いたポラリス1000iVを美咲製のビシアジ竿にセット。100〜200号負荷の6対4調子だから穂先はやや柔軟タイプ。それでもオモリ負荷を考えれば問題ないはず。硬いビシアジ竿よりアタリを弾くことがないから掛かりは悪くないだろうと考えたからだ。今回初めての組み合わせだ。

 

さて、実釣に戻ろう。2投目は空振りだったが、3投目でまた豪快なヤリトリで1.5kg級を再度五明さんにタモ取りしてもらった。有り難うございました。周囲でもアタリは頻発するが、隣同士の道糸とクロスしてオマツリすることが多く、バレてしまうことが多いようだ。それでもカツオの硬い上顎近くにガッチリと掛かっていると多少のオマツリなら上がってくる。最後のタモ入れに失敗しない限りは取り込めるはず。また、巻き上げパワーのある電動リールが必携といえる。

 

ところが、アタリが来てから合わせると口の横=カンヌキにかかってしまうと、針穴が広がり、海面近くでバレることが多い。私はまずアタリが出たら速攻で大きく竿を煽って掛ける。その後も2度、3度と追い合わせをして針掛かりを確認してから一気に電動リールのフルスピードで巻き上げることにしている。少しでも早くカツオの顔を海面に出して、左右上下に走らせない工夫をした。手巻きの釣り人もいたが、どうしてもカツオのパワーとスピードに負けてしまい、巻き上げの時間がかかってしまう。こうなるとハリスを手繰る前に、硬く締めてあるドラグが滑り、道糸が出てしまう。オマツリする条件が整ってしまうのだ。道糸のクロスだけなら良いのだが、両隣の釣り人のハリスが絡むとバレるケースは多い。

 

確かに縦横に走りまくるカツオをタモに導くには強引にハリスを手繰るしかない。その時に両手の数本に指サックをしていても違う指に掛かると怪我をすることもあり、できるだけ指が露出しないフィッシンググローブを装着しておきたい。船内でカツオを素手で掴むのも要注意。尻尾を掴もうとしても想像以上の暴れ方でなかなか掴めない。バケツの中に頭から突っ込みエラを切って血抜きをすれば3分以内でほぼ絶命するはず。それからクーラーBOXに収納すること。

 

船長はバラしが多いためか、イライラの頂点に達し「アタったら声出してよ。隣同士でタモ入れを手伝ってよ。ホラ、食ったら巻いて巻いて、遅いよ巻くのが」と怒号と罵声が飛び交う。カツオの群れは居る。そして食いも悪くない。だが、船内に取り込めないもどかしさに腹が立つのだろう。カツオ釣りは引きを楽しむような余裕のある釣りではないと覚悟した方が良い。船内にカツオを取り込めたら後から「釣った感」を満喫する釣りである。カツオとの引っ張りっこが醍醐味と思った方が良いだろう。

 

結局、午後1時30分に沖揚がり。通常、午前6時に出船なら午後1時には納竿のはず。船長はサービス残業をしてくれたということだろう。下船後、女将さんに話を聞くと「ウチは時間は関係の。釣れていなければ時間は延長になるし、釣れていれば早上がりの日もありますから」と心強い言葉に嬉しくなった。1号船の当日の竿頭は7本、最低でも1本。つまり、ボウズ無しの好釣果だったということだ。私は途中昼頃に竿を仕舞ったが、それでも全長59cmを筆頭に4匹を釣ることができた。10月のカツオは脂が乗り、刺し身、タタキ、腹身の塩焼きも旨かった。

10月一杯はカツオ&キメジは釣れ続くだろうと船宿側では予想しているという。速攻で出掛けてみたらどうだろう。完全予約制。貸し道具も完備されている。

 




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