片貝旧港第一二三丸 キンメダイ&ヤリイカのリレー釣り

 

1日に2魚種を狙い分けるリレー釣りはお得感がある。しかも、キンメダイとヤリイカのリレーとくれば興味が沸かないはずがない。片貝旧港にある第一二三(ふみ)丸の小倉船長がその指南役だ。

 

足を運んだのは3月24日の土曜日。だが、出船がなんと午前4時というから自宅を前夜の午後8時30分に出発し、片貝旧港に着いたのは午後11時過ぎ。車中で仮眠を2時間ほど取ってから乗り込むと、船中はすでに満席状態。片舷6人、両舷で12人の「ヤリキン」ファンを乗せて午前4時に港を出航した。最初にキンメを狙うのだが、そのポイントまで要する時間は2時間だ。風は強くないもののウネリが残り、揺れ幅は想像以上に大きい。

 

外房特有の壁のような波が容赦なく船体を打ち付ける。それでも船長はウネリを上手くかわしながら航行するため波飛沫はわずかしか掛からない。暗闇の中を走り続けて空が白々となる午前6時少し前にポイントに到着。5分ほど魚探反応をチェックしながら最初の投入の合図が出された。

 

「水深260辰如⊂しずつ浅くなります」の指示で一斉投入。オモリ号数は200号。潮流は少し速い程度で釣りにくさはない。ポイント移動毎に細かく水深とカケアガリかカケサガリかの説明がアナウンスされる。

 

興味深いのが仕掛けだ。キンメ釣りにフラッシャーサビキを使うのは初めての経験。船宿仕掛けハリス8号14臓幹糸12号枝間40cmの10本針で全長4.4叩ピンクと白のフラッシャーが魚にアピールするという。針は丸セイゴネムリの18号。当然のこと、針に餌は付けない。右隣に座った飯田さん(茂原市在住)は「実は身餌を持参してきました」と気合いが入っていた。

 

船長は魚探を見ながら細かい指示を出す。「230辰ら下に反応があるので途中で一瞬仕掛けを止めて、アタリを見ながら降ろして」と釣り方を丁寧に教えてくれる。

 

すると230辰濃澆瓩浸笋隆箸縫▲織蠅出た。グングン、と小さくお辞儀をしたあと小刻みに震えた。さらに2辰曚瓢悗妊汽潺鵐阿鬚靴覆ら数回に分けて沈めて行く。250檀婉瓩悩討咼▲織蠅出たので、巻き上げることに。同宿では巻き上げは自由裁量である。ただし、潮流の速い日には2回目の投入ができない場合も。

 

運良く両隣とのオマツリもなく、海面を最初に割って出たのはメダイ(後検寸40臓法その下に2匹のキンメダイが掛かっていた。船内ではどうやら私がファーストヒットのようで気分は最高。しかも船長からどんな感じでアタリが出たのか、と聞かれて次のように説明した。「船長の指示通りに230辰念貪抻澆瓩1分ほど待っていたらクンクンと竿先が曲がったので、その後も約2担岾屬撚爾悒汽潺鵐阿靴覆ら仕掛けを少しずつ落としていっただけ」と。

 

だが、その後は船内でオマツリが多発したり、サメに掛かった魚(キンメかどうかは不明)を仕掛け丸ごと略奪されたりで悲惨な結果に。私も持参した市販仕掛けと200号オモリをロストしたので船内で購入。1800円の大損害である。

 

船長は午前8時前にはヤリイカに転向すると決断。15分ほど走って釣り再開。11促廛薀泥里5〜7本セットのブランコ仕掛け。オモリは150号。水深は160〜170蛋宛紂ここでもサバ攻撃に遭い、仕掛けが下まで降りない人が多かった。ヤリイカの活性も低く、潮具合が悪い。

 

船長に下船後話を聞くと「水温が時化前と比べて2度も高く、19度になってしまって」と苦戦の一因を嘆いていた。ヤリイカの船中トップが6杯。私はゼロであった。その後もオマツリとサバ攻撃で戦意喪失。私は早々に戦線離脱を余儀なくされた。軽い船酔いとノリの悪いイカのご機嫌取りに疲れたためである。因にキンメの船中釣果は0〜2匹。一応私はキンメの竿頭となったことになる。

 

結局、午前11時40分に沖揚がり。皮肉にも帰港する時間になって海は凪いで静かになった。午後1時過ぎに港に戻り、二三丸名物の昼食の焼きそばを口に頬張り、船長からキンメやメダイの美味しい調理法を聞きながら、イワシのミリン干しのお土産を手に提げて港を後にした。潮具合が悪い日に当たれば悲惨な釣果に終わることは良くあること。決して船長のせいではないのだ。4月1日以降はイサキ釣りに変わるとのこと。




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