ジャパンインターナショナルボートショー2018inパシフィコ横浜
3月8日〜11日の4日間にわたってパイフィコ横浜で開催された「ジャパンインターナショナルボートショー」を今年も見て歩記のリポートをしよう。個人的に手漕ぎボートの釣りが好きということもあるが、ミニボートの新製品や買得モデルを探ってみた。毎年各メーカーの魅力的な展示モデルの中には「これはお買い得」というボートもいくつか目についた。決してメーカーからの宣伝PRのために記事は書いておりませんので念のため。
国産メーカーでミニボートといえば、ジョイクラフトとアキレスだろう。最初に足が止まったのがたまたのジョイクラフト。担当者の話では「実はアキレスさんに対抗して急遽特別に設定したのがこれなんです」と言って説明してくれたのが「ブルーサファイア300」である。着脱式V型フロア艇にランチングホイールが装備されて、船外機(トーハツ製)2馬力が付きで21万5000円。ボートショーの特別企画のため、3万円弱の超高圧電動ポンプや1万1000円の超高圧フットポンプなど6点の便利備品が装着されての価格である。ただし、ホンダとヤマハの船外機の場合は23万5000円となる。どれも4ストロークエンジンだ。
一方、アキレスはといえば、ホンダの2馬力エンジンを搭載したオレンジ色のボディが印象的なミニボートが展示されていた。ホンダマリンとのコラボセットが魅力。3人乗りの「LF-260RU」でエンジン付で価格は23万6000円+税。標準装備として、船外機キャリーバッグ、電動ポンプ、燃料携行缶などが付いている。
3人乗りだが、釣り仕様と考えると2人が最適だろう。数量限定とのこと。
なお、すでにボートショーは終了してしまったが、ジョイクラフトとアキレスのボートフェスティバルが4月7〜8日の土日に浦安マリーナで開催される。5種類のミニボートの試乗ができるイベントである。当日は混雑が予想されるため事前に電話予約をされるといいだろう。
◉ジョイクラフト ☎045-470-2211
◉アキレス ☎03-3653-5427(マリーナ リトル オーシャン)
もうひとつ見逃せないミニボートならぬシーカヤックがある。すでに数年前に展示されて徐々に認知度が高まっているカヤックフィシングの足漕ぎボートである。正確にはボートではなくカヤックだが、一人乗り用のミニカヤックだ。逗子海岸にある「マリンボックス100」が正規代理店。ホビーカヤック「プロアングラー12」が正式名称。魅力なのは座面の高さが調節できるシートが標準装備されていて、足漕ぎ機能は前進だけでなく後退もできる機能が備わっているという。これも驚き。全長は3.66m、幅は0.91m。艇体重量は50kgとやや重たいが、魚探などの艤装もしやすい構造になっているため、一度漕ぎ出してしまえば安定性が高いため立ち上がってのキャステイングも充分可能だという。購入価格は44万6000円と決して安くはない。そのため、マリンボックス100では、試乗&釣りを試すことのできるレンタル艇が用意されている。事前に予約電話を入れて楽しもう。問い合せ先=046-872-1550 マリンボックス100まで。毎週火曜定休。
これから海は凪になる。特に5月下旬から8月頃までは台風の接近がない限り風のない凪日和が続く。ボート釣りには最適な季節が到来する。自分だけの気ままでのんびりとしたボートフィッングを満喫して欲しい。ただし、ライフジャケットの装着は必須だ。
- 2018.03.12 Monday
- つりレポート
- 01:09
- trackbacks(0)
- -
- -
- by うみつりネット