京急大津港小川丸 ショートタチウオ釣り

 

10月も下旬頃になると色々な釣りモノがあって、何を釣りに行こうかと迷ってしまうことが多い。台風22号が沖縄付近から本州に接近中という10月28日に出掛けたのは強烈な引きが魅力のタチウオに決定。当日はフェイスブックで釣り仲間になった伊東さんを連れ立っての釣行となった。伊東さんはビシアジ釣りの経験は豊富だが、今回のタチウオは初挑戦。お世話になったのは京急大津港の小川丸である。

 

当日は北東風の風が吹く小雨混じりの天候で若干波気はあったが、ポツポツ程度の雨模様で気になるほどではなかった。ただ肌寒くとても10月下旬の陽気とは思えなかった。それでもタチウオ人気は相変わらず高く、小川丸は予約乗合となっているため午前7時10分には両舷で12人のタチウオファンを乗せて一路観音崎沖のポイントに向かうはずだったが、なんと港から7分前後の大津港沖で船長はタチウオの魚群を発見。早々に釣り開始となった。水深は70m前後で底から10m上から反応があるという。

 

宿から支給されたサバの短冊を2回ほど針に縫い指しにして仕掛けを投入。オモリはPE2号で80号、3〜4号までは100号を使う指示がある。仕掛けはハリス6号1本針を使い、着底後はワンピッチショートジャークの誘い方で少しずつ上へと誘いを掛ける。リールのハンドルは半回転から3分の1回転で少し早いスピードで誘い上げるパータン。タチウオ釣り初の伊東さんには竿先を海面近くに下げた状態から1回シャクリ、水平近くまで誘ったら誘った分だけリールを巻いて、また竿先を下げて一呼吸ポーズを入れてから再び同様に誘う、という具合に誘い方をレクチャーするとすぐに要領が理解できたようでショートジャークのシャクリを繰り返していた。

 

私は開始10分でグングン、ガガっと突っ込みが来たので速攻で電動リールのスイッチをフルスロットルで巻き上げてくると、運良くこの時期のレギュラーサイズである全長80cm前後が釣れた。右舷トモのベテラン師も順調に数を重ねているが、アタリの数は多くない。伊東さんもどんなアタリがタチウオなのか分からずに苦戦している。それでも、40分ぐらいで「アタリがありましたが、うまく掛かりませんでした」と気難しいタチウオに翻弄されている様子。私は軽い押え込むアタリは無視して、そのまま同じ誘い方を続けていると途中で「ガガッ」と強く突っ込むアタリの時に竿先を強く跳ね上げてあわせるという説明をする。

 

すると1時間足らずに掛かったらしく電動リールのフル回転が耳に入ってきたが、残念ながら取り込みの直前で海面バラしに。これは針掛かりが悪く、取り込み直前にハリスを緩めてしまったために針外れとなってしまったようだ。そのバラしを解消するには、「針掛かりした直後に電動リールを巻き上げている途中で2〜3回ほど追い合わせを入れること」と教えた。タチウオの口回りは想像以上に硬く、針先が貫通していない場合が案外多い。追い合わせをすることで針先が貫通するようになる。

 

その後、伊東さんはすぐに掛けてから追い合わせを入れて無事に人生初タチウオを取り込むことができた。私も他人のことながら嬉しかった。教えた通りの釣り方と誘い方で釣れてくれたからである。9時過ぎになると活性が高まったようで周囲でもポツポツと良型のタチウオが船中に取り込まれている。私も10時前には待望のメーターオーバーが掛かり、強烈な突っ込みでドラグが滑る瞬間を何度か体感して、取り込んだのが数年振りの1m05cm(後検寸)で満面の笑顔で伊東さんに撮影してもらった。

 

ポイントは観音崎沖とそのすぐ近くの走水沖を点々と魚群を探索しつつ、探り歩く感じ。水深は浅くて50m前後、深くても70m前後が中心。群れの範囲は10も前後だが、タチウオは気紛れな性格で、餌を追い掛けて船長の言う指示ダナの上下3mは誘い続けた方が良い。例えば船長が「55〜45m」と言っても42mまでは誘い続けたい。下の方も57mまで落としてから誘いを始めるといい場合がある。

 

午後になって最後のポイント、下浦沖まで走って少し深い95m前後まで誘ったものの私は1本を最後に追加できて、午後1時に沖揚がり。当日の竿頭は私の右側に座っていた右舷トモの釣り人で18本。私はなんとか9本まで数を延ばしたがツ抜けまでは届かなかった。伊東さんは初挑戦で3本をゲット。リッパである。私のタチウオ初挑戦は確か2本だったと記憶している。食い渋りになればベテランでも5本も釣れないことがある。それだけ気難しい魚なのである。別名は幽霊魚。

 

自宅に戻ってメーターオーバーの良型を炙り刺し身で食べたが、脂が乗って上品な甘みが感じられて酒が進んでしまった。これはいつものこと。次回はもっとデカイのを釣りたいと今から算段中である。

 




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