金沢八景弁天屋 カワハギ釣り

 

2017年に入ってから最初の3連休の初日、1月7日の土曜日に釣り部のかなり後輩でもある、皆川君と佐藤君を連れ立って金沢八景の弁天屋にカワハギ釣りに出掛けた。市川市から遠路はるばる電車で来た皆川君を待ってから3人並んで左舷のトモから釣り座に付いて、午前7時15分に同宿の桟橋を離れた。目指すは千葉県竹岡沖。船長はフルスピードで45分の操船である。

 

ポイントに到着すると船長は「水温が下がったので深場から始めます。水深35mです、はいどうぞ」のアナウンス。胴突仕掛け3本針に宿支給のアサリの剥き身を刺して投入。佐藤君は最初はスピニングタックルで開始。挑戦する心意気はリッパだ。私はというと、オモリ着底後に想定外のハプニングが発生。なんとリールのハンドルが回らないのだ。まだ購入してから3ケ月足らずなのに故障するとは。今年は大殺界というのを実感してしまった。

 

タコ釣りのように35mの道糸を手繰りつつ、持参した予備の竿&リールに交換して釣り再開。つくづく予備のタックルを持ってきて良かったと胸を撫で下ろした。だが、好事魔多し、である。アタリが遠い。遠過ぎる。周囲でも釣れてくるのはササノハベラ、クラカケトラギスのオンパレード。外道の活性は高いのだが、カワハギは釣れない。本命からのアタリが皆無なのだ。

 

そこで私はいつもは装着しない集器板を付けて、好奇心旺盛なカワハギを呼び寄せる作戦に。それでも、なかなか振り向いてくれない。どうやら潮も濁ってしまったようでカワハギには悪い潮色になってしまった。オモリ直上のサルカンにもヒラヒラスカートを履かせて少しでもアピールを仕掛ける。

 

そんな厳しい状況の中、佐藤君はスピニングタックルで竹岡名物の全長26cmはあろうかと思われる良型を釣り上げた。抜き上げをためらっている姿を船長が見てタモで掬いあげてくれた。カメラを向けるとキモがパンパンの美味しそうなカワハギだ。満面の笑みの佐藤君は嬉しそう。周囲がまだほとんど釣れていない時間帯だけに自信たっぷりの笑顔が好印象。ドラグを滑らせての「大金星」といっていいだろう。

 

それに引き換え私はと言えば、午前10時30分にやっと最初の1匹が掛かった。それもスレ掛かりである。これは大先輩としては非常に恥ずかしい。とはいえ、ボウズ逃れができたという安堵感が先に立ったのは言うまでもない。当日の潮は長潮。潮の干満が少ない潮である。午前11時30分が潮変わりで満潮から下げ潮に変わるはず。潮止まりが20分前後あるとしても昼前から活性が高まってくれないと悲惨な釣果になりそうだった。

 

待てば海路の日和アリ、である。潮変わり直前の時間帯からカワハギのアタリが多く、出始めたからだ。ハゲ針系を使う私の釣り方はこうだ。オモリが着底すると、1mほど速攻で竿先を跳ね上げてリールを巻く。糸フケを取りつつエサ盗りの外道を回避する。その後、叩きを入れつつ竿先を少しずつ下げて行き、再度オモリが着底したら今度は軽く糸フケを出して、僅かに弛ませる。1秒程度待ってから聞き上げてやると「カンカンカン」と金属的で鋭角なアタリと同時に針掛りする。この瞬間が快感である。リールを巻き上げつつ竿先を水平に保ちながら早巻きを続ける。すると、海面に顔を出したのが本命カワハギ。この釣り方でおそらく6匹は掛けただろう。

カワハギの捕食姿勢を斜め下にさせることでハゲ針の効果を発揮させて掛ける作戦が功を奏したといえそうだ。ただ、叩きを入れたり終始忙しない誘いを入れると良型が釣れないという話は本当のようだ。私の釣果は全部で10匹だったが、最大サイズは20.5cmしかない。結果的に数は釣れたものの竹岡沖のビッグサイズに嫌われてしまったようだ。静かに大人しく誘いを掛ける釣りは性分に合わないから仕方ない。ワッペンの多い相模湾中心に釣りを続けているとどうしても悪い習慣が染み付いてしまうのだろう。

 

一報、皆川君も終盤近くにダブル掛けを見せてくれた。ベテランでもなかなか狙って釣れないと言われる2点掛けはリッパだ。午後2時30分に沖上がりとなり、船中釣果は0〜20匹、次頭は14匹だったとか。難しい日に当たってしまったが、昼前頃から本命が少し高活性になってくれたのが救いだった。残念だったのは、尺ハギが1匹も船中で釣れなかったこと。船中最大サイズは28.5cmだった。欲を言えば1匹でも25cm級を釣り上げたかった。

 

まだカワハギの釣期は続いている。水温が下がり切れば群れは絶対に固まるはず。良型メインの厳寒期のカワハギ釣りに再度挑戦したいものである。大好物の肝醤油で食べる刺し身をまだ終わらせるわけにはいかない。

 




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