腰越港池田丸 カワハギ釣り

 

晩秋になるとカワハギ釣り好きの大半は肝和えを食べたくなる。これは酒好きならずとも万人が認めるところだろう。いわば季節限定の味覚重視の釣りと言ってもいい。12月6日の火曜日に腰越港の池田丸に乗り込んだのは私と大学釣り部後輩の栗原君。実は2週間前に葉山の某ボート店から青物とカワハギのリレー釣りを楽しむ予定だったのだが、想定外の福島沖の地震の影響で出船中止となったため、今度こそ美味しい魚を釣ろうと考えて計画を立てたのだが、今度は西南西の風が強まることが予想されたためまたもやボートは中止に。

 

そこで池田丸のカワハギ乗合船に乗り込んだというわけ。基本的に池田丸は予約乗合なので前日夕方に電話を入れて予約完了。ただし、釣り座は先着順。私と栗原君は右舷胴の間に。予約乗合のため全員が乗り込むと予定寄り30分ほど早く、午前6時30分に港を離れた。最初のポイントまではなんと約10分で到着。水深20m前後からスタートとなった。

 

腰越港のほぼ真沖だから自宅からは近い。クルマなら約10分で着くことができる。途中、コンビニ立ち寄りしても15分で港の駐車場に入れる。近いというのは精神的には楽だ。同行した栗原君はなんと20年振りの腰越港だと言う。約5年ほどの前に全面改装した腰越港に彼も驚いていた。

 

さて、予約乗合のため定刻よりも約30分も早く港を出航した池田丸はなんと10分という近い場所から釣り開始となった。火曜日という平日ながら右舷で8人、左舷では4人の釣り人が乗り込み、我々は右舷の3番目と4番目に釣り座を構えた。釣り開始後、栗原君が早々に1匹目を釣り上げて快調に釣れそうな感じだったのだが、30分もしないうちに予報通りに西南西の風が強くなり始めて、ウネリも高くなりアタリが取りにくい状況となってきた。私はその前になんとか小型の本命をダブルで取り込み勢い付くかと思いきや、その後は厳しい状況に。釣り方はタタキの後に僅かに弛ませるいつものスタイルで、芸がない。釣法に引き出しが少ないのだ。

 

腰越沖のポインとはどこも海底が海藻根が点在するようで、仕掛けを海底に置くような釣り方では根掛かりが頻発する。とはいえ、オモリごと仕掛けをロストすることは少ない。竿先で仕掛けを左右に揺すると回避できることが多い。定番ゲストはササノハベラを筆頭にキタマクラ、トラギスなどいつもの顔ぶれだ。

 

ところが、栗原君は美味なシマダイやミニサイズながらオニカサゴ、良型のカサゴもキャッチ。魚食好きな栗原君には美味しいお土産を確保できたようで、嬉しそう。一方私は数が延ばせずに苦戦気味。釣り方に工夫が足りないためか、釣れてくるのは全長16cm前後のワッペンサイズが多い。

 

栗原君はあまり穂先を震わせずに静かに釣るスタイルで、25cm級の良型もゲットし、腕の差が明確に出たようだ。私の釣りスタイルは相変わらず仕掛けの着底後は1mほど浮かせてから少しずつ穂先を揺すりながら叩くという忙しない釣り方だ。これでは小型が多くなるのも納得できる。頭の中では分かっていてもワッペンに餌を横取りされなくないという姑息な釣法が災いして、なかなか良型が釣れない。あとは餌付けが雑という点も反省点として認めざるをえない。

 

結局、午後1時30分に沖上がり。栗原君は本命だけで10匹、私はウマヅラハギのゲストを含めて8匹と惨敗に。船中の釣果は1〜18匹。船酔い者が多かったのも貧果の原因といえよう。私も久しぶりに酔い止めグスリを服用して難を逃れた。相模湾では、西風から南西風ではウネリが出るため風速が弱くてもウネリは出やすいことを知っておこう。湘南エリアのオススメは北東風である。風が冷たくてもウネリはないからだ。

 

自宅に戻っての楽しみは肝和えの刺し身だが、小型が多かったため肝の良は予想外に少量で晩酌はあまり進まなかった。12月に入ると良型が減るという話は聞いていたが、それは私の釣り方に問題があるのか否か。周囲でもあまり良型は多くなかったという印象が強い。数もすくなく、良型も減り、今後のカワハギ釣りの時期をもう少し研究する必要がありそうだ。

 




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