佐島港つね丸 カワハギ釣り

 

毎年必ず1回は訪れる船宿がある。佐島港のつね丸だ。理由はバースデイ割引があるためである。乗船料が誕生日の前後1週間のうち1回だけ半額になるという。つね丸では、マダイとカワハギの2隻があり、私は迷わずカワハギを選んだ。エサ別で通常7500円が3750円になるのだ。

 

つね丸は湾内に停泊している船に小船(ハシケ)を使って乗り込むシステム。そのために出船の1時間前には受け付けを済ますのがキマリ。出掛けのは10月27日の木曜日。受け付けで乗船名簿を記入すると、釣り客は私一人しかいないことが発覚。まだ時間があるのだからもう一人位は来るだろうと思っていたが、なんと結局私一人で午前7時20分には出船ということに。まさに大名釣りである。

 

当日の天候は薄曇りで北風がやや強い。三浦半島に強風注意報が出ていた。だが、相模湾は北寄りの風には強い。陸から沖へ吹くためウネリは出ない。とはいえ、繊細なカワハギからのアタリを察知するには苦労しそうだ。最初のポイントは湾内からわずか5分で到着。水深9mの浅い場所から釣り開始となった。冷凍アサリを3本のハゲ針4.5号に装餌して投入。すると、すぐにアタリは出たのだが、針にはかからず餌だけ取られる。エサが速攻でなくなるのは本命カワハギがいる証拠。

 

そこで釣り方を変えてみた。25号の球形オモリが着底したら即座に竿を煽って底から2mほど高く跳ね上げてから徐々に竿先を上下に振るわせつつ下げて行く。30〜40cm程度少しずつ下げて行き、最後にオモリが着底したら道糸のテンションをゼロにして1〜2秒待つ。その直後に聞き合わせをすると、ガガガッと針に掛かる気持ちの良い引きを味わいながら巻き上げる。これが私の基本スタイルだ。この釣り方でほぼ終日過ごしたが、朝のうちは有効であった。時々、道糸をわずかに弛ませる釣り方もやってみたが、これも

効果的で、カワハギがアサリを捕食する際に頭を斜め下方向に傾けるため、針掛りが容易ということ。

 

だが、陽が高くなり始めると、ベラ類やトラギス、キタマクラが寄ってきてエサの消耗が激しい。魚の活性が高いのは良いのだが、オモリを底に着けてしまうと、ゲストの餌食になってしまう。そこで、午前10時過ぎからは底上げ1m前後でカワハギを待ち受けるスタイルに変更したが、うまく掛けられたのは1匹だけ。ゲストを避けるとカワハギも追ってこない。カワハギにエサを追わせるスタイルはやはり前述の方法が得策である。

 

また、投入は2mほど沖目に投入してフリーフォールで仕掛けを沈めてやる。周囲にいるカワハギにエサを広くアピールできるからだ。一度エサを見せておいて、着底直後2mほど巻き上げてから上から徐々に下げて行く方法が最も効果的だった。因にオモリは白塗り。さらにヒラヒラスカートを装着した。好奇心の強いカワハギには効果的なようだ。

 

残念だったのは全長20cmを超えるサイズは減り、14cm前後のワッペンが多くなったこと。10月も下旬になると型より数が重視されるが、良型が減るのも寂しいもの。針掛りしてからリールを巻き上げてくる際の強烈に突っ込み、海面直下で横走りする快感がワッペンでは味わえないからだ。3匹ほど20cmオーバーが掛かったのだが、その時の感触はワッペンとはまるで別の魚か、と感じるものがある。

 

それでも沖上がりの午後2時30分までに合計25匹を釣り上げて大満足。リリースは6匹前後。最少サイズは12.5cm。最大で22cmだった。当日は私しか乗っていないためか、魚の割り当てが多かったと思う。船長は「もう2〜3人乗っていればもっと活性は高まったと思うよ」と語っていた。エサが数多く落ちてくれば魚の集まり具合が違うらしい。ただ、うまく針掛りさせることができるか否かは腕次第ということだろう。

 




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