ジャパンフィッシングフェスティバル2013


正式名「ジャパン フィッシングー フェスティバル」が2013年3月22日の金曜日から24日日曜日までみなとみらいのパシフィコ横浜で開催された。会場面積約2万㎡。出店規模はなんと159社704小間に及ぶ大規模な釣りイベントである。来場者は約6万人を見込んでいるというから凄い。筆者はプレイデイである22日金曜日に足を運んだのだが入場するなり凄い迫力に圧倒された。


時間の都合もあり、主力メーカーのブースを中心に足早にカメラとビデオ撮影しながら取材をして回ったが、今年も昨年同様活気のある釣りイベントに驚いた。釣りビジョンなどマスコミで活躍するトップアングラーを中心に女性アングラーも華々しくトークショーで熱弁を展開していたのが印象的であった。男性陣では高橋哲也さんやソルトアングラーのパイオニアとして知名度の高い村越正海さんもマイクを片手に熱いトークが見受けられた。


取材に訪れた初日は平日にも関わらず春休み期間もあって入場者の数が多く、ダイワやシマノなど主力メーカーのブースには新製品をひと目見たくて人だかりになる展示コーナーも多かった。シマノのブースではマグロを対象にした30000番のジギング用スピニングリールを手に取って「凄く軽くて回転が滑らかですね」と技術担当員に色々な質問をしている熱心なアングラーも多かった。電動リールでは小型軽量化と同時に片手で操作できるジョグレバー装備の操作体感のテストができるコーナーもあり、なかなか盛況であった。


ロッドに関しても年々軽量化が進み、長時間手に持って釣る磯竿や鮎竿に人気が集まっていた。研究開発が進み、長くても軽量に作れるノウハウを持つメーカーの自慢のロッドが数多く陳列されていた。最近では材質を見直すことで5.3mの1号前後のチヌ竿の自重がなんと190gになっているのだ。若干胴調子気味のロッドが増えているのが最近のトレンドだという。メーカー希望小売価格はなんと7万円オーバーというから度肝を抜かれる。まぁ、その点はリールも同じで、いわゆるハイエンドモデルは裕に5万円を超す。


リールの最新機能はダイワのマグシールドだろう。リールに内部に海水や埃を一切入り込ませない「シャットアウト」機能がある。当然、メンテナンスでは流水による洗浄ができるのだからトラブルは発生しないはずだ。ただその分、本体価格も高い。機種にもよるが投げ釣り専用リールのトーナメントシリーズでは7万円を超す機種もある。


各社色々なタックルにも力が入っていた。中でも「世界初」を謳うバガボンドの「ボンドベイト」は素晴らしい人工エサだ。生の餌をフリーズドライ製法によっていつでもどこでも海水か真水があれば使える画期的なエサを開発し発売した。防腐剤や添加物を使っていないため使う分以外は常温保存しておくことができる。しかも2年間も常温で保管できるのだから凄い。使う分だけ小出しにして海水で戻せば使えるというのは嬉しい。無駄の多いエサ釣りの分野では重宝といえる。さらに、種類が豊富。虫エサの種類だけでもマムシ(岩イソメ)やソフトイソメ、ゴカイなど4種類もある。その他、コイカ、ムキエビ、メルワームなど全10種類がある。


夜釣りでお世話になるメーカーと言えば、ケミホタルで知られるルミカだろう。注目はチャップオンななめ、という世界初の斜めに浮くLEDウキだ。ケミホタル25を装着できて視認性は抜群。全誘動にも対応し、低い位置からでもよくみえると好評だ。


多種多彩な仕掛けを開発する関西系のメーカーといえばハヤブサをおいて他にない。圧倒的な支持を得ているサビキ仕掛け「小アジ専科」を進化させた「リアルシラス」が発売された。アジやサバが好んで食べるシラスを再現したという。このシリーズの種類は4種類。ケイムラサバ皮レインボー、リアルアミエビ、艶艶スキンゴルード&レッドにリアルシラスを加えた4種類だ。堤防サビキのパイオニアが開発した埃とチャレンジ精神がこのサピキ仕掛けにも受け継がれている。


キンメやアコウダイといった深海釣りの経験者なら一度は耳にしたことのある「ミヤエポック」。沖釣りの中でも敷居が高いと思われている深海釣りだが、夢とロマンを追い求める根強いファンは多い。注目の新製品はCOMANDZ20だ。対象魚はなんと200kg級のクロマグロというから凄い。最大巻上げ速度110m/分、瞬間最大巻上げ力110kgは恐れ入る数値。PE10号なら2000mも巻けるというからまさに超深海釣りに挑戦できる大型電動リールである。価格も37万3000だという。最大の魅力は釣力コントロール機構を搭載する点だ。具体的にどんな機能なのかというと、魚の引きに対して引きが強くなれば巻上げ速度が遅くなり、引きが弱くなれば巻上げ速度が早くなるという機能。魚の引きに対応してコンビューターが巻上げ力と速度を自動的にコントロールしてくれる機構である。


この他にも各メーカーから新製品が続々と登場していて、1日では回りきれないと感じた。それだけ魅力的なタックルや仕掛けなどが多く展示されていた。関西地方とは開催時期をズラしているため春休み期間中の学生たちの数も多く、盛況であったことは間違いない。なお、新製品の発売は各メーカー、商品によって異なるが大半は4〜5月中旬までに発売されるというから楽しみが増えた気分だ。




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