片貝港と南新堤 釣り場の安全ガイド
作田川の河口に位置する片貝港は、九十九里浜の中央付近にある砂地帯の上に作られた漁港である。新港と旧港に区分されるが、震災の影響かまたは潮流の動きによって砂の堆積が進行中。特に南新堤の付け根周辺は砂地帯が隆起して、かなり浅くなっている。
赤灯のある北堤や白灯堤には特に震災に夜ーよる影響は見当たらず、亀裂や決壊はない。ただ一部砂が堆積して水深が浅くなっている部分もありそうだ。
海底は砂地帯が多く、一部根が点在する箇所もあるものの魚種は多彩。投げ釣りでは、イシモチ、シロギス、シタビラメ、フッコ、ヒラメが高実績だ。サビキ釣りではアジやイワシが7月過ぎ頃から高確率。
砂浜が一部隆起したと思われる南新堤は、先端部分が北堤の赤灯に向けて斜めに30mほど伸びている。港湾工事の完了は2012年3月末頃。海底は砂地帯が大半だが点々と根があり、根回りに仕掛けが入ると晩秋から春先までアイナメの釣果が期待できる。初夏になるとサビキ仕掛けにアジやイワシ、メバルも釣れる。ルアーではフッコやスズキに加えて夏場はマゴチの実績も高い。新港と旧港の港内では7月下旬頃からハゼの良型が数釣れるようになる。


- 2012.02.04 Saturday
- つり場ガイド
- 22:38
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- by うみつりネット