犬若港 釣り場の安全ガイド
銚子マリーナと外川港の間にあるのが犬若港。港といってもほとんどテトラ帯と砂浜から伸びる堤防だけ。付け根部分にある極小港は砂地帯が隆起したのか潮流による堆積の影響なのか漁船や釣船は係留されていない。港内の水深は深い場所でも1m弱。釣り場としても魅力も感じられない。
動画では「名洗突堤」と語っているが、それは間違い。筆者の勘違いということでお許し下さい。
ここは港としての機能はほぼゼロ。堤防釣り場として注目度が高い。海底は砂地帯の中に点々とツブ根があり、シロギスやイシモチの他にクロダイやアイナメ、カサゴなどの根魚の魚影も濃い。
先端の堤防部分に行くにはテトラポットを乗り越えて歩く必要があるが、最も潮通しも良く水深も深くなるため、魚種は多彩になる。
秋口にはカンパチやイナダなどの青物が回遊し、カゴ釣りの他にメダルジグなどのルアーや弓角での実績も高い。
またクロダイは晩秋から冬場に全長50cmオーバーの良型が釣れることで有名だ。ポイントはテトラ帯回りの沈み根。水深が浅くても潮が濁っている日には良型が期待できる。足場に注意して楽しむこと。投げ釣りでは、初夏からイシモチとシロギスが高実績。秋から冬はアイナメと根魚が良く釣れる。
残念なのは公衆トイレやコンビニが近くにないこと。ただ駐車スペースは広く、無料となっている。また震災の影響はごく一部だけ。津波の影響も特には見受けなかった。堤防の陥没や崩落はどこにも確認できなかった。
- 2012.02.04 Saturday
- つり場ガイド
- 12:25
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- by うみつりネット